仮面の時代 : 心のありかをさぐる
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仮面の時代 : 心のありかをさぐる
(叢書セミオトポス, 18)
新曜社, 2024.12
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カメン ノ ジダイ : ココロ ノ アリカ オ サグル
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
奥付の特集編集: 水島久光, 佐藤守弘, 前川修, 椋本輔, 松本健太郎
Contents of Works
- 能面と中間表情をめぐって / 加藤眞悟, 小田原のどか 述 ; 水島久光 司会
- ディスカッションを終えて / 加藤眞悟, 小田原のどか, 水島久光 述
- マスクの記号論 / 吉岡洋 著
- 廣松渉の表情論再考 / 檜垣立哉 著
- 仮面の問い、再び / 水島久光 著
- 拡散する顔と過剰化する表情 / 前川修 著
- 夏目房之介「マンガの概念と「記号」表現」 / 佐藤守弘 構成
- 「模写」と「顔」 / 竹内美帆 著
- テレビドラマとマスク / 岡室美奈子 著
- 仮面と声 / 細馬宏通 著
- 仮面と解釈、そしてAI・ロボットからの視点 / 椋本輔 著
- 記号創発ロボティクスと集合的予測符号化 / 谷口忠大 著
- パース思想とAI・ロボティクス / 加藤隆文 著
- 学際的コミュニケーションの創発 / 椋本輔 著
- 記号を論じる「場=トポス」について / 水島久光 著
Description and Table of Contents
Description
仮面を考えることは顔の表れを考えることであり、人間とは何かを考えることである。コロナ禍のなかで溢れかえったマスク体験、日本の伝統芸能における能面(オモテ)の意味論、哲学における仮面と素顔・ペルソナの問題、マンガやドラマにおける覆面の表現などから、記号としての仮面/マスクをとおして見えてくる「いま」という時代を多面的に考える。また、生成AIや大規模言語モデルと相まって今話題の「記号創発システム論」を推進する谷口忠大氏に研究の現在と展望を語っていただいた。
Table of Contents
- 第1部 能面を解題する(ディスカッション 能面と中間表情をめぐって;ディスカッションを終えて―「離見の見」)
- 第2部 仮面と顔、その温故知新(マスクの記号論―仮面、覆面、猿轡;廣松渉の表情論再考;仮面の問い、再び―過去と未来の「中間」に立つ)
- 第3部 ポピュラーカルチャーの「仮面性」(拡散する顔と過剰化する表情―マンガ/TVドラマ論からのアプローチ;夏目房之介「マンガの概念と「記号」表現」;「模写」と「顔」―夏目房之助「マンガの概念と「記号」表現」へのコメント;テレビドラマとマスクー『俺の家の話』を中心に;仮面と声―口と声との不一致がもたらすもの)
- 第4部 ロボティクスと心―情報技術・システム論からのアプローチ(導入 仮面と解釈、そしてAI・ロボットからの視点;記号創発ロボティクスと集合的予測符号化―セミオーシスへの構成論的アプローチ;パース思想とAI・ロボティクスーマルチスピーシーズ記号創発システムの構想;セッションをふりかえって 学際的コミュニケーションの創発―他者をいかに認識するか;おわりに 記号を論じる「場=トポス」について)
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