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核問題の「当事者性」 : 時間と場所を超えた問いかけ

中原聖乃, 三田貴, 黒崎岳大編著 ; 聞間元 [ほか著]

泉町書房, 2024.12

Other Title

核問題の当事者性 : 時間と場所を超えた問いかけ

Title Transcription

カク モンダイ ノ トウジシャセイ : ジカン ト バショ オ コエタ トイカケ

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Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

その他の著者: 小杉世, 島明美, 桑原牧子, 吉村健司, 市田真理, 林田光弘

参考文献: 章末

核問題の「当事者性」関係年表: p230-233

Description and Table of Contents

Description

ノーベル平和賞を受賞した日本被団協が結成される発端となった1954年の「ビキニ事件」以外にも、太平洋で広範に行われた核実験があった。原発事故も含めた核の問題をそれぞれの「当事者性」という視点から見つめ直した、様々な分野の研究者に加えて、市民の立場で活躍している人で作り上げた論考集。当事者視点で研究に新たな視座を拓く。

Table of Contents

  • 第1部 いまも困難な状況にある核被災者(ビキニ事件から「忘れられた」被災者たち;核実験に伴う強制移住者たちの生活・社会・文化の変容;太平洋核実験をめぐる当事者性 キリバス共和国クリスマス島の英米核実験を中心に)
  • 第2部 核被災を「不可視化」する力(原発事故による放射能汚染の「無被害化」 当事者性排除への疑問;何についての当事者か フランス領ポリネシア核実験の元前進基地ハオにみる当事者性;地方誌報道からみる沖縄水産業における1954年)
  • 第3部 グローバルな連帯から考える核問題(核のゴミを押し付けられる太平洋;太平洋諸島の核実験と地域協力機構 太平洋諸島フォーラムの設立と課題;帝国のホモ・サケル 太平洋核実験をめぐる当事者性と芸術の想像力)
  • 第4部 一人ひとりが当事者として核被災を引き受ける(ビキニ事件の「当事者」は誰か 分断を乗り越える大石又七の思想を通して;核実験の被害を解き明かす マーシャル諸島ロンゲラップの人びとはなにを被害として語るのか;被爆者と核兵器禁止条約)

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