家族の昭和
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家族の昭和
(中公文庫, せ-9-5 . 私説昭和史 / 関川夏央著||シセツ ショウワシ ; 2)
中央公論新社, 2024.12
- タイトル読み
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カゾク ノ ショウワ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
新潮文庫 2010年刊の改題
内容説明・目次
内容説明
戦争体験を経て激変した「昭和」という時代と日本人。その根底にあったのは、家族の存在だった。吉野源三郎、幸田文、向田邦子、鎌田敏夫…。時代を描いた彼らの作品に登場するさまざまな「家族」の変遷から、「昭和」の実像を描き出す。巻末に、「自著解説」を新たに書き下ろす。
目次
- 1 「戦前」の夜―向田邦子『父の詫び状』と吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(平伏する父;稼ぐ娘;ふたつの家の「家長」;「コペル君」たちの東京;「あの人々」への視線;「大衆」の住む家;家族のプライバシー;大事なことはしゃべらない)
- 2 女性シングルの昭和戦後―幸田文『流れる』ほか(女だけの家;向島の生家;「おとうと」をなくした人;「脊梁骨を提起しろ」;父の思い出を書く人;女たちがひとりで棲む街;玄人に伍してみたい)
- 3 退屈と「回想」―鎌田敏夫「金曜日の妻たちへ」ほか(「妻たち」の昭和末;「回想」する彼ら;「回想」しない彼ら;「生まれ育ち」には勝てない;衣食足りて退屈を知る;リバーサイドからベイエリアへ;「昭和」の終焉)
「BOOKデータベース」 より