恋する仏教 : アジア諸国の文学を育てた教え

書誌事項

恋する仏教 : アジア諸国の文学を育てた教え

石井公成著

(集英社新書, 1245C)

集英社, 2025.1

タイトル読み

コイスル ブッキョウ : アジア ショコク ノ ブンガク オ ソダテタ オシエ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

主要参考文献: p258-263

内容説明・目次

内容説明

仏教の経典や僧侶たちの説法を紐解くと、意外にも恋愛話や言葉遊びがいたるところに見られる。インドから中国・朝鮮半島を経て日本に伝わった仏教は、宗教そのものだけでなく、恋愛文学や言葉遊びも育てたのだ。洒落や掛詞、ちょっとしたおふざけなど、エンタメ要素満載…身近なようで実は知らなかった仏教の本当の姿とは?仏教文学研究の第一人者である著者が、膨大な資料から仏教と恋愛文学の関係性を明らかにする。

目次

  • 第一章 インドの仏教経典に見える恋物語(仏伝のきわどい描写;最下層の娘が仏弟子に熱烈に恋した話 ほか)
  • 第二章 中国の恋物語と仏教(仏教の影響が見られる『捜神記』『幽明録』『世説新語』の恋物語;菩薩と呼ばれた皇弟の艶詩 ほか)
  • 第三章 韓国の恋物語と仏教(観音が寺の婢女となって僧侶と結婚した話;青年と寺で出逢った虎の化身である娘との悲恋 ほか)
  • 第四章 日本の恋愛・恋物語と仏教(『万葉集』における無常と恋歌;『古今和歌集』の恋歌と言葉遊び ほか)
  • 第五章 ベトナムの恋物語と仏教―諸国の作品との対比

「BOOKデータベース」 より

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