運命の子 : トリソミー
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運命の子 : トリソミー
(小学館文庫, ま26-1)
小学館, 2024.12
完全版
- タイトル読み
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ウンメイ ノ コ : トリソミー
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
内容説明・目次
内容説明
人間の生命は両親から一本ずつ染色体を受け継ぎ誕生するが、染色体が三本に増えている病気があり、「トリソミー」と呼ばれる。本書では、小児外科医である著者が「地元の主治医としてトリソミーの赤ちゃんの面倒をみてほしい」と近隣の総合病院から依頼され、朝陽(あさひ)君とその両親に出会い、対話を重ねる様子が丁寧に綴られる。障害児を授かった意味を懸命に探る両親、著者が辿り着いた境地は―。第20回小学館ノンフィクション大賞大賞受賞作『運命の子トリソミー―短命という定めの男の子を授かった家族の物語』に、文庫本のための最終章などが加筆された「完全版」。
目次
- 第一章 十八年ぶりに出会う患者
- 第二章 眠り続ける子、眠らない母親
- 第三章 朝陽の誕生
- 第四章 短命という名の運命
- 第五章 五回の手術を受けた13トリソミーの子
- 第六章 兄の心の中にあるもの
- 第七章 祖母の独白
- 第八章 母親の揺らぎ
- 第九章 在宅人工呼吸で幸福を得る―ゴーシェ病の子
- 第十章 我が子を天使と思えるまで―ミラー・ディッカー症候群の子
- 第十一章 退院して一年を越える
- 第十二章 親亡きあとの障害児の将来―「しあわせの家」で
- 第十三章 誕生死した18トリソミーの子
- 第十四章 二歳の誕生日
- 第十五章 それから一年を過ぎて(文庫本のための最終章)
「BOOKデータベース」 より