戦争と音楽 : 京極高鋭、動員と和解の昭和史

Bibliographic Information

戦争と音楽 : 京極高鋭、動員と和解の昭和史

古川隆久 [著]

(中公選書, 156)

中央公論新社, 2025.3

Other Title

戦争と音楽 : 京極高鋭動員と和解の昭和史

Title Transcription

センソウ ト オンガク : キョウゴク タカトシ ドウイン ト ワカイ ノ ショウワシ

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Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

シリーズ番号は奥付による

京極高鋭略年譜: p336-337

京極高鋭著作目録: p338-346

Description and Table of Contents

Description

西洋音楽には、近代日本における動員と和解の二面がある。これを一身で体現したのが本書の主人公、京極高鋭である。華族の家に生まれた京極は、のちの昭和天皇の「御相手」を務め、長じては音楽ジャーナリストとなり、メニューインらと親交を深めた。戦時下には「愛国行進曲」のプロデュースを手がけ、戦後は東京オリンピックの開催に関わった。この「華麗なる縁の下の力持ち」の遍歴に、近代日本が抱えた矛盾と音楽の持つ力を探る。

Table of Contents

  • 第一章 昭和天皇の「御相手」
  • 第二章 華族は皇室の藩屛
  • 第三章 クラシック音楽との出会い
  • 第四章 音楽ジャーナリストになる
  • 第五章 著作権問題、結婚
  • 第六章 「愛国行進曲」のプロデューサー
  • 第七章 貴族院議員になる
  • 第八章 戦時下の音楽はどうあるべきか
  • 第九章 戦後の音楽界で
  • 第十章 スポーツと音楽、そして大団円

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