寄食という生き方 : 埒外の政治-経済の人類学
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寄食という生き方 : 埒外の政治-経済の人類学
昭和堂, 2025.3
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寄食という生き方 : 埒外の政治経済の人類学
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キショク ト イウ イキカタ : ラチガイ ノ セイジ ケイザイ ノ ジンルイガク
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
参考文献: 各章末
Contents of Works
- 「埒外の政治-経済」の人類学 / 内藤直樹 [著]
- スズメが寄宿する都市 / 三上修 [著]
- ギャンブルと飲酒の場所づくり / 飯嶋秀治 [著]
- 幸運なすれ違いがつくる場所 / 工藤由美 [著]
- 排除された人々が生み出す社会 / 北川由紀彦 [著]
- 物音と逃奔、そして帰還 / 山北輝裕 [著]
- 寄食者の共生 / 深田耕一郎 [著]
- 聖なる共住の場 / 中野智世 [著]
- 布施がつくる『開発』 / 岡部真由美 [著]
- うろんな歓待 / 高橋絵里香 [著]
- これといった用のない「訪問者」 / 丸山淳子 [著]
- ぎこちないランドスケープ / 森明子 [著]
- 国有林森林鉄道と地域住民の絡まりあい / 岩佐光広, 赤池慎吾 [著]
- 捨て子の生と公共空間 / 沢山美果子 [著]
- 難民キャンプのエコロジー / 久保忠行 [著]
- 難民がつくる都市 / 内藤直樹 [著]
- 海と毒 / 木村周平 [著]
- 地球への薬効 / モハーチ ゲルゲイ [著]
- ほどく、たかる、すまう / 藤原辰史 [著]
Description and Table of Contents
Description
ホームレスや日々ギャンブルする先住民、外敵の少ない都市に住むスズメ―他人に依存する、寄食という生き方は問題行為とみなされている。しかし、実はかれらの存在によって開発や福祉など公的な制度や支援は機能しているのである。公的制度の設計者側とは異なる、寄食者の論理や実践に目を向け、さまざまな価値観に開かれた理解を目指す。
Table of Contents
- 序章 「埒外の政治・経済」の人類学―公共性のエコロジー
- 第1部 スキマをとらえる(スズメが寄宿する都市―インフラストラクチャーと鳥類の関係;ギャンブルと飲酒の場所づくり―オーストラリア先住民社会における『福祉』 ほか)
- 第2部 寄食がつくる経済(寄食者の共生―東京都北区における障害者運動とだめ連の遭遇について;聖なる共住の場―近代ドイツにおける慈善施設のケア空間 ほか)
- 第3部 公共空間のゆくえ(ぎこちないランドスケープ―オーストリアの家族農業とEU共通農業政策;国有林森林鉄道と地域住民の絡まりあい―高知県東部・魚梁瀬森林鉄道を事例に ほか)
- 第4部 異種の出会い(海と毒―多種の出会い、多重のスケール;地球への薬効―薬用植物から考える公共空間の生態学 ほか)
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