前近代イスラーム社会と「同性愛」 : 男性同士の性愛関係からみた社会通念の形成過程
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書誌事項
前近代イスラーム社会と「同性愛」 : 男性同士の性愛関係からみた社会通念の形成過程
(九州大学人文学叢書, 23)
九州大学出版会, 2025.4
- タイトル別名
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"Homosexuality" in pre-modern Islamic society : the formation process of social conventions with reference to sexual relationships between men
前近代イスラーム社会と同性愛 : 男性同士の性愛関係からみた社会通念の形成過程
- タイトル読み
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ゼンキンダイ イスラーム シャカイ ト ドウセイアイ : ダンセイ ドウシ ノ セイアイ カンケイ カラ ミタ シャカイ ツウネン ノ ケイセイ カテイ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
2023年12月に九州大学大学院人文科学府に提出した博士論文「前近代アラブ・イスラーム社会における「同性愛」概念の誕生」を、大幅に加筆修正したもの
史料ジャーヒズ著『ジャーリヤとグラームの美点の書』訳注: p183-228
参考文献: p271-288
収録内容
- 序章
- 「同性愛」をめぐる歴史学的研究の展開
- 性愛について語る史料
- 九世紀イスラーム社会における性愛観念
- 九-一一世紀イスラーム社会の「異性装」とセクシュアリティ
- 同性間での性愛にまつわる医学的言説の展開
- 前近代イスラーム社会におけるムハンナス概念の変遷
- 終章
内容説明・目次
内容説明
イスラーム法で同性愛が禁じられてきたことは広く知られているが、前近代のアラブ文学作品には、同性同士の性愛描写もしばしば見られる。近代西洋社会の産物とされる「同性愛概念」は、イスラーム社会では、いつ、どのように芽生えていったのか。文学作品・医学史料・性愛学文献・年代記等における男性同士の性愛描写を歴史学的に分析することで、前近代の社会通念や性愛観念、ジェンダー規範を丹念に読み解く。巻末に9世紀の文人ジャーヒズによる性愛にまつわるアラビア語逸話集『ジャーリヤ(女奴隷)とグラーム(少年奴隷)の美点の書』の翻訳を収録。
目次
- 序章
- 第一章 「同性愛」をめぐる歴史学的研究の展開
- 第二章 性愛について語る史料
- 第三章 九世紀イスラーム社会における性愛観念―「挿入モデル」の再検討―
- 第四章 九‐一一世紀イスラーム社会の「異性装」とセクシュアリティ
- 第五章 同性間での性愛にまつわる医学的言説の展開―医学書と性愛学文献―
- 第六章 前近代イスラーム社会におけるムハンナス概念の変遷―「ムハンナスのアッバーダ」にまつわる言説を通じて―
- 終章
- 史料 ジャーヒズ著『ジャーリヤとグラームの美点の書』訳注
「BOOKデータベース」 より