多和田葉子の地図
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多和田葉子の地図
彩流社, 2025.3
- タイトル読み
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タワダ ヨウコ ノ チズ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
内容説明・目次
内容説明
二つの言語の間にある溝から紡ぎ出される言葉遊びと思考の地図。「エクソフォニー」で表わされる文学観を実践しつづける多和田葉子の作品から、日本語で書かれた中・長編小説を選び、「エクソフォニー」を支えるモチーフと理論について書く試み。
目次
- 第一部 起源への問い(欲望主体の成立―『三人関係』論;故郷への問い―『犬婿入り』論)
- 第二部 翻訳すること/書くことのアレゴリー(逃走線の造型―『文字移植』論;抑圧されたものの系譜と書くことの危機―「無精卵」論)
- 第三部 エクソフォニーの地図(思考する女の群れ―『飛魂』論;女から女へと伝わる言葉―『旅をする裸の眼』論;多和田葉子の地図―『旅をする裸の眼』とJ・ラカン『アンコール』;ホッキョクグマへの生成変化―『雪の練習生』論)
- 第四部 震災後のエクソフォニー(死の欲動と未来―『献灯使』論;女性遊歩者の思索―『百年の散歩』論;3・11以降のエクソフォニー/ノマディスム―「Hiruko三部作」論)
「BOOKデータベース」 より