アラン : 戦争と幸福の哲学
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アラン : 戦争と幸福の哲学
(ちくま新書, 1862)
筑摩書房, 2025.6
- タイトル読み
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アラン : センソウ ト コウフク ノ テツガク
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
内容説明・目次
内容説明
アランは思想の体系化や理論化を嫌い、具体的なものを目の前にして語り、ノートを毎日持ち歩き、プロポ(哲学断片)を綴り続けた。名著『幸福論』を通じて広く親しまれてきた彼の哲学には、二度の世界大戦が影を落としている。戦争の愚劣さを体験するため、自らすすんで従軍し、危険な前線に立ったアラン。その言葉は、暗い現代を生きる私たちに何を投げかけているだろう。生涯と思想の断片をつなぎ、「考えるとは否と言うこと」というアランの声に〈いま〉耳を傾ける、第一級の評伝。
目次
- 第一章 〈共和国〉の申し子―アランの生と哲学
- 第二章 なぜプロポで語るのか
- 第三章 第一次世界大戦と『マルス 裁かれた戦争』(1921年)
- 第四章 鏡でしかない知性の時代へ
- 第五章 第二次世界大戦との戦い
- 第六章 煉獄の思想―人間はどれほどのことができるのか
「BOOKデータベース」 より