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二十一世紀の荒地へ

酒井直樹, 坪井秀人 [著]

以文社, 2025.6

タイトル別名

二十一世紀の荒地へ

タイトル読み

ニジュウイッセイキ ノ アレチ エ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

内容説明・目次

内容説明

T・S・エリオットの『荒地』から、鮎川信夫らの「荒地」派詩人へ。20世紀の戦争を契機とした2つの〈荒地〉における問いを引き継ぎ、パックス・アメリカーナの拡大と終焉とともに、21世紀の歴史を批判的に読み解く。戦後の〈帝国〉の喪失のなかで、いかなる思想を立ち上げうるか、その可能性と限界に示唆を与える理論的達成。渡邉英理氏(『中上健次論』著者)を迎えての特別鼎談を終章として掲載。

目次

  • 序章 複数の「戦後」へと働きかける思考へ―鮎川信夫の死と詩的言語
  • 第一章 荒地を荒地として生きること
  • 第二章 近代化の中の日本語
  • 第三章 国民語を再考する
  • 第四章 国民語と天皇制
  • 第五章 多言語性と日本語の死産
  • 第六章 文明論的転移と日本文化論
  • 第七章 「関係的同一性」から「種的同一性」への移行
  • 第八章 「種的同一性」と天皇制
  • 第九章 国民国家と文学のシステム
  • 終章 「トランス」としての対話 酒井直樹・坪井秀人+渡邊英理

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD12256481
  • ISBN
    • 9784753103942
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 429p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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