柳田国男と民俗学の近代 : 奥能登のアエノコトの二十世紀

書誌事項

柳田国男と民俗学の近代 : 奥能登のアエノコトの二十世紀

菊地暁著

(岩波現代文庫, 学術 ; 485)

岩波書店, 2025.6

タイトル別名

柳田国男と民俗学の近代 : 奥能登のアエノコトの二十世紀

タイトル読み

ヤナギタ クニオ ト ミンゾクガク ノ キンダイ : オクノト ノ アエノコト ノ ニジッセイキ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

文献一覧: p339-366

"本書は2001年10月に吉川弘文館より刊行された。岩波現代文庫収録にあたり、第一章から第四章に付記を書き加え、現代文庫版のあとがきと佐藤健二氏の解説を新たに収めた。"--p[389]

内容説明・目次

内容説明

「民間の新嘗祭」と呼ばれる奥能登のアエノコト。稲作民族の原点を伝えるとされるその姿は、じつは激変する戦後日本の中で柳田国男とその門下たちによって「発見」されたものだった。フィールドとテクストに働く政治と修辞を徹底的に読み解き、アエノコトを「二十世紀の物語」として再考する。

目次

  • 序章 奇妙な懸隔―柳田/民俗学というアポリア
  • 第一章 闘争の場としての民俗文化財―宮本馨太郎と祝宮静の民俗資料保護(起源としてのアチック;「民俗資料」の独立;民俗資料緊急調査の波紋;民俗文化財研究協議会の軌跡)
  • 第二章 あえのことのこと―小寺廉吉と四柳嘉孝の民俗調査(放浪の研究者―小寺廉吉の若山村調査;饗応の祭典―『歳時習俗語彙』から『山宮考』へ;分布と形態―四柳嘉孝と九学会連合能登調査;稲の産屋―「民間の新嘗祭」の誕生)
  • 第三章 民俗と写真のあいだ―芳賀日出男と民俗写真(写真家の民俗/民俗学者の写真;演出の否定―柳田国男の写真観;六枚目の写真―野本家のアエノコト―『田の神』へ至る道―芳賀日出男のアエノコト)
  • 第四章 農の心の現在―原田正彰とあえのこと保存会(国指定重要無形民俗文化財―保存会設立まで;埋め込まれる太陽神―原田正彰の記述と調査;観光化の「希望」と「挫折」―植物公園のアエノコト実演;能登を越える―江戸村と国立歴史民俗博物館;伝承する現在―梅勝二さんと中谷省一さん)
  • 終章 エスノグラフィック ノ セカイ

「BOOKデータベース」 より

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