御家騒動
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書誌事項
御家騒動
(講談社学術文庫, 2875)
講談社, 2025.7
- タイトル読み
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オイエ ソウドウ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
2005年に中公新書より刊行されたものの文庫化
参考文献: p225-229, 260
略年表: p267-269
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
鍋島騒動、黒田騒動、柳川一件、伊達騒動…歌舞伎や時代小説で描かれる有力大名家の醜聞事件では、幕府が改易の口実としたというより、むしろ大名・家中の側が訴え出て「公儀」の介入を招き入れた。彼らはなぜ危険を冒したか。当事者の行動原理を探り、「忠臣が御家を救う」勧善懲悪物語ではない時代のリアリティを読み解く、スリリングな歴史研究。
目次
- 第一章 近世武士の主従観念と「御家」(多様な主従関係;武士団と家臣団 ほか)
- 第二章 主君を廃立する従臣たち(鍋島騒動;幼少とは何歳までか ほか)
- 第三章 従臣を排除する主君たち(「狂気」に走る大名;横田内膳の誅伐事件 ほか)
- 第四章 主君を選り好みする従臣たち(後藤又兵衛の出奔;堀尾吉晴の牢人再就職の斡旋 ほか)
- 第五章 御家騒動の伝統化(外様大名取り潰しの真否;将軍家の「御一門払い」 ほか)
- 補論 「御家騒動」のなかの女性たち
「BOOKデータベース」 より


