源氏物語の話声と表現世界
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源氏物語の話声と表現世界
勉誠社, 2025.10
- : 新装版
- タイトル読み
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ゲンジ モノガタリ ノ ワセイ ト ヒョウゲン セカイ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
勉誠出版(2004年刊)の新装版
事項・人名・書名等索引: 巻末p3-17
『源氏物語』作中人物名・巻名等索引: 巻末p18-23
収録内容
- 『源氏物語』の言葉といかに向きあうか
- 作中人物の話声と〈語り手〉
- 『源氏物語』古注釈における本文区分
- 『源氏物語』の〈語り〉の本性
- 女房の話声とその機能
- 〈語り手〉の待遇意識
- 光源氏をもどく鬚黒
- 六条院世界をみつめる明石の君
- 秋好中宮と光源氏
- 六条御息所の死霊と光源氏の罪
- 「柏木・女三の宮事件」後の〈語り〉
- 光源氏の最後の「光」
- 「光源氏の物語」としての「匂宮三帖」
- 紫式部という物語作家
- 物語作家と書写行為
- 『源氏物語』と書写行為
- 『源氏物語』と唐代伝奇
- 『源氏物語』のヘテロフォニー
内容説明・目次
内容説明
『源氏物語』は、書かれた言葉によってこの世に存在している。その言葉は、物語中の随所で、複雑にしてゆたかな意味を生成しているが、同時にそれは、単なる書き言葉ではなく、作中人物の発言あるいは心中の言葉、さらに物語を口頭で伝える人、それを書き取る人、書かれた言葉を書き写す人、編纂する人…、等々のさまざまな声が重なりあっている言葉として、異彩を放っているようにおもわれる。それらのさまざまな声=「話声」から、『源氏物語』の言葉の魅力と特質とを解き明かしてゆく。
目次
- 序章 『源氏物語』の言葉といかに向きあうか
- 1 『源氏物語』の話声(作中人物の話声と〈語り手〉―重なりあう話声の様相;『源氏物語』古注釈における本文区分―『光源氏物語抄』を中心に;『源氏物語』の〈語り〉の本性―作中人物どうしの話声の重なりあい;女房の話声とその機能―「末摘花」巻の大輔命婦の場合;〈語り手〉の待遇意識―貴公子に対する待遇表現)
- 2 光源氏をめぐる〈語り〉―第二部とその前後(光源氏をもどく鬚黒―出来損ないの〈色好み〉が拓く物語世界;六条院世界をみつめる明石の君―明石の尼君の待遇表現の分析から;秋好中宮と光源氏―第二部における二人の関係性をめぐって;六条御息所の死霊と光源氏の罪―死霊の語った言葉の分析から;「柏木・女三の宮事件」最後の〈語り〉―薫誕生と女房たちの沈黙;光源氏の最後の「光」―「幻」巻論;「光源氏の物語」としての「匂宮三帖」―「光隠れたまひにしのち」の世界)
- 3 『源氏物語』の話声と〈書く〉こと―物語世界を超えて(紫式部という物語作家―物語文学と署名;物語作家と書写行為―『紫式部日記』の示唆するもの;『源氏物語』と書写行為―書写者の話声;『源氏物語』と唐代伝奇―物語伝承の仮構の方法;『源氏物語』とのヘテロフォニー―重なりあう話声と〈読む〉こと)
「BOOKデータベース」 より
