定家明月記私抄
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書誌事項
定家明月記私抄
新潮社, 1986-1988
- [正篇]
- 続篇
- タイトル読み
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テイカ メイゲツキ シショウ
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注記
定家略年譜: [正篇]: p270-273. 続編: p318-323
参考文献: 続篇: p314-317
内容説明・目次
- 巻冊次
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[正篇] ISBN 9784103195108
内容説明
紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ—藤原定家の日記「明月記」の一文が、戦時下の不安な日々を過す若き堀田善衞の心を揺さぶった。以来40年この書に親しんできた著者が、乱世を生きた定家の実像を生き生きと甦らせる。
- 巻冊次
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続篇 ISBN 9784103195115
内容説明
源平角逐の時代に青春を過ごした定家は、後半生でもまた、未曽有の乱世に身をおく。和歌を通じて交流をもつた源実朝の暗殺、歌壇のパトロンであり同時に最大のライヴァルでもあった後鳥羽院の、承久の乱による隠岐配流。宮廷文化の最後に大輪の花を開き、その終焉をも見とどけた定家とその時代を、厖大な日記「明月記」にたどる。
目次
- 公卿補任
- 遊芸人と天皇
- 天下ノ悪事、間断ナシ
- 明月記断続
- 拾遺愚草完成
- 源実朝
- 為家の結婚
- 定家、後鳥羽院の勅勘を蒙る
- 歌学から家学へ
- 承久の乱 政治と文学
- 京都頽廃 言語道断ノ事カ
- 眼前ニ公卿ヲ見ル
- 花と群盗
- 金銀錦繍ヲ着シ渡ル
- 前代ノ御製尤モ殊勝
- 凉秋九月、月方ニ幽ナリ
- 新勅撰集撰進
- 定家出家、法名明静
- 明月記、終〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より