百姓申状と起請文の世界 : 中世民衆の自立と連帯
著者
書誌事項
百姓申状と起請文の世界 : 中世民衆の自立と連帯
東京大学出版会, 1986.5
- タイトル読み
-
ヒャクショウ モウシジョウ ト キショウモン ノ セカイ : チュウセイ ミンシュウ ノ ジリツ ト レンタイ
電子リソースにアクセスする 全1件
-
限定公開
大学図書館所蔵 件 / 全165件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献一覧: p271-274
内容説明・目次
内容説明
天竺・震旦・本朝と連なる東アジア世界の一角で、はぐくみ育てられた中世民衆の自立と連帯。そこにはいかなる歴史の達成がしめされていたのか。一味神水から逃散、そして還住にまでいたる、かれらのふるまいには、いかなる想いがこめられていたのか。かれらの集合意志の存在は、列島の国家・社会のありかたに、いかなるインパクトを与えることになったのか…。「南〓浮提諸国集覧之図」(延享元年)には、近世の版本ながら、仏教伝来にまで遡る伝統的世界観の枠組がくっきりとあらわされていた。
目次
- 第1章 逃散の作法
- 第2章 庄園制支配と起請文
- 第3章 起請文の成立
- 第4章 平安時代の村落と民衆の運動
- 第5章 黒田庄出作地帯における作手の成立と諸階層
- 第6章 鎌倉前期における領主的土地所有と「百姓」支配の特質
- 第7章 中世国家と一揆
- 第8章 泰時の徳政
- 第9章 出羽国における在地徳政
「BOOKデータベース」 より