論集近世女性史
著者
書誌事項
論集近世女性史
吉川弘文館, 1986.4
- タイトル別名
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近世女性史
- タイトル読み
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ロンシュウ キンセイ ジョセイシ
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論集近世女性史
1986
限定公開 -
論集近世女性史
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注記
内容: 刊行にあたって(近世女性史研究会), I: 幕藩権力と女性(「幕藩権力と女性」, 「近世における女性の関所通行について」), II: 村方女性の労働と生活(「近世後期女子労働の変遷と特質」, 「幕末農村女性の行動の自由と家事労働」), III: 町方女性の相続と地位(「 江戸町方における相続」-「京都町家女性の存在形態」), IV: 廓と旅籠(「金沢の廓」, 「東海道宿駅における飯盛女の存在形態」), 執筆者紹介
収録内容
- 幕藩権力と女性 : 『官刻孝義録』の分析から / 菅野則子 [執筆]
- 近世における女性の関所通行について : 「箱根御関所日記書抜」にみられる女通行手形を中心に / 小暮紀久子 [執筆]
- 近世後期女子労働の変遷と特質 : 常州下江戸村那珂家女子奉公人の分析を中心に / 長野ひろ子 [執筆]
- 幕末農村女性の行動の自由と家事労働 : 武州橘樹郡生麦村『関口日記』を素材として / 長島淳子 [執筆]
- 江戸町方における相続 / 片倉比佐子 [執筆]
- 近世京都における女性の家産所有 / 牧田りゑ子 [執筆]
- 京都町家女性の存在形態 : 柏原りよを中心に / 林玲子 [執筆]
- 金沢の廓 / 宮本由紀子 [執筆]
- 東海道宿駅における飯盛女の存在形態 / 宇佐美ミサ子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
近世女性史研究に新たな視野を切り拓き、既存の近世史研究へも多くの問題を投げかける意欲作9編。封建社会の町や村に生きる女性たちを、史料を丹念に集め着実な分析を加えることによって多面的に描き出し、その経済的・法的・社会的存在形態に迫る近世女性史研究会7年の成果。現代の女性問題にも多くの示唆を与える。
目次
- 幕藩権力と女性(幕藩権力と女性—『官刻孝義録』の分析から;近世における女性の関所通行について—「箱根御関所日記書抜」にみられる女通行手形を中心に)
- 村方女性の労働と生活(近世後期女子労働の変遷と特質—常州下江戸村那珂家女子奉公人の分析を中心に;幕末農村女性の行動の自由と家事労働—武州橘樹郡生麦村『関口日記』を素材として)
- 町方女性の相続と地位(江戸町方における相続;近世京都における女性の家産所有;京都町家女性の存在形態—柏原よりを中心に)
- 廓と旅篭(金沢の廓;東海道宿駅における飯盛女の存在形態)
「BOOKデータベース」 より