理論経済学の本質と主要内容
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書誌事項
理論経済学の本質と主要内容
(岩波文庫, 白(34)-147-5-6,
岩波書店, 1983.12-1984.2
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Das Wesen und der Hauptinhalt der theoretischen Nationalökonomie
- タイトル読み
-
リロン ケイザイガク ノ ホンシツ ト シュヨウ ナイヨウ
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784003414750
内容説明
ワルラスの一般均衡理論を柱とし、静学・動学の区分、帰属問題、価格理論、分配理論、貨幣理論、変化法、利子理論など、この分野の中心問題すべてに触れて静学理論の性質と限界を究明、精密科学としての経済学の基礎を明らかにする。
目次
- 第1部 基礎理論(われわれの理論の出発点;交換関係;交換関係はいかにして最もよく把握されるかという問題の考究、および他の若干の論点;われわれの手順に対する追加的注解;方法論的個人主義;価値概念について)
- 第2部 静学的均衡の問題(通常の叙述の批判、およびわれわれの叙述に対するその関係;静学と動学;価格理論の先決問題;帰属問題およびそれに付随する諸問題;価格理論の綱要;貨幣理論の基礎;貯蓄の理論)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784003414767
内容説明
著者は、経済諸現象の背後に潜む本質的な要素を、透徹した分析のメスをもって大胆かつ徹底的に解明してゆく。本書を読む者は、年若き天才的経済学者の脈々たる熱情と真摯とを感じとるだろう。本巻では分配理論、変化法を論じた後、理論経済学について総括的批判がなされる。『経済発展の理論』『経済学史』と並んで三部作をなす。
目次
- 第3部 分配理論(所得—総論;賃金理論;地代の理論;第三の静学的所得部門について;企業者利潤の理論について)
- 第4部 変化法(総論;例説)
- 第5部 理論経済学の本質、認識価値および発展可能性の判定に関して、上述の所説から導かれる帰結の要約(精密経済学の性質または本質;純粋経済学の価値;経済学の限界と欠陥とに関する再論;改革および改革の努力について;理論経済学の発展可能性)
「BOOKデータベース」 より