悲しい米豊かな米
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悲しい米豊かな米
(「食」の昭和史, 1)
日本経済評論社, 1986.10
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カナシイ コメ ユタカナ コメ
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悲しい米豊かな米
1986
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悲しい米豊かな米
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内容説明・目次
内容説明
米は日本人の生命であった。日本の風土が米をつくり、米が日本の風土をつくった。それが、社会経済の精神的基礎となり、村落、家、さらには個々人の思想や行動までも形成してきたのだった。白い飯を腹いっぱい食べたい!その夢が実現したのは、わずか30年前である。それなのになぜ、われわれは米を虐待し、米を捨てさえしようとするのか。米とは何か、米を食べるとは何なのか。米の悲しい社会性を昭和のなかで考える。
目次
- プロローグ 米と日本文化
- 昭和前期 食糧難時代の「米」(「米」へのこだわりとペザンティズム;消費生活からみた米本位制;農業の経営と技術のなかの米;米の流通と統制)昭和後期 飽食時代の「米」(高度経済成長と農業・食糧;飽食時代の形成構造と米;農業経営の現状と稲作技術;現代経済と米の流通)
- エピローグ 米はどこへ行く
「BOOKデータベース」 より