自殺者の近代文学
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自殺者の近代文学
(Sekaishiso seminar)
世界思想社, 1986.12
- タイトル読み
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ジサツシャ ノ キンダイ ブンガク
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自殺者の近代文学
1986
限定公開 -
自殺者の近代文学
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注記
参考文献: p261-266
付: 北村透谷ほか略年譜
収録内容
- 北村透谷「生命思想」の成立と崩壊 / 上田博 [著]
- 川上眉山脆い花・その夢幻の死 / 太田登 [著]
- 有島武郎魂の底を踏み抜いた自己劇化的な幻想死 / 福本彰 [著]
- 芥川龍之介晩年の位置をめぐって / 清水康次 [著]
- 牧野信一憂鬱の霧に閉され / 和田博文 [著]
- 大宰治水底の死と安息 / 曽根博義 [著]
- 田中英光虚構の敗北に殉じた死 / 田中励儀 [著]
- 原民喜原爆被災体験の深化と崩潰 / 澤正宏 [著]
- 三島由紀夫弛緩と緊張の情念 : 『金閣寺』を中心に / 山崎國紀 [著]
- 川端康成死生観と文学 : 「末期の眼」その他 / 吉田永宏 [著]
内容説明・目次
内容説明
生と死に戦(おのの)く尖鋭の叫び。異常死への道程に小説を書き続けた作家達。—北村透谷から川端康成に至る10名の「生と死の文学」をとりあげ、日本近代文学のもつ悲劇的断層を明らかにする。
目次
- 北村透谷—「生命思想」の成立と崩壊
- 川上眉山—脆い花・その夢幻の死
- 有島武郎—魂の底を踏み抜いた自己劇化的な幻想死
- 芥川龍之介—晩年の位置をめぐって
- 牧野信一—憂鬱の霧に閉され
- 太宰治—水底の死と安息
- 田中英光—虚構の敗北に殉じた死
- 原民喜—原爆被災体験の深化と崩潰
- 三島由紀夫—弛緩と緊張の情念
- 川端康成—死生観と文学
「BOOKデータベース」 より