がんの転移はくいとめられるか
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書誌事項
がんの転移はくいとめられるか
(未来の生物科学シリーズ / 大島泰郎 [ほか] 編集, 1)
共立出版, 1986.5
- タイトル読み
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ガン ノ テンイ ワ クイトメラレルカ
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がんの転移はくいとめられるか
1986
限定公開 -
がんの転移はくいとめられるか
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内容説明・目次
内容説明
あらゆる病気の中で、がんが一番恐しいということになっている。事実日本人の死亡第一位である。しかし今では、がん患者のざっと半分は治すことができる。治療に失敗した人のほとんどは、がんが転移したためだという。つまりがんは転移さえしなければ、そんなに恐い病気ではないのだ。転移のメカニズムの分子レベルの研究は遅れているけれども、最近フィブロネクチンとラミニンというタンパク質が、がんの転移と関係があることがわかってきた。このふたつのタンパク質の研究から、がんの転移をくいとめる方法のヒントが、えられるかもしれない。このタンパク質は未来のバイオのスターの素質をもっている。
目次
- 1 がんとフィブロネクチン・ラミニン
- 2 がん細胞
- 3 フィブロネクチンの発見
- 4 フィブロネクチンと細胞接着
- 5 フィブロネクチンと細胞マトリックス
- 6 血液の中のフィブロネクチン
- 7 フィブロネクチン分子の構造
- 8 ラミニン
- 9 ラミニン・レセプター
- 10 がんの転移をくいとめる法
「BOOKデータベース」 より