終戦工作の記録
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終戦工作の記録
(講談社文庫)
講談社, 1986.8
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シュウセン コウサク ノ キロク
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注記
監修:江藤淳
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784061835658
内容説明
戦争終結への方策はいつ、だれによって、どのように立てられ、推進されていったのか。重臣たちや天皇は、いつ決断を下したのか。軍部の反応はいかなるものであったのか—。ようやく明らかにされた外交文書や陸海軍文書を網羅して、国の運命をかけた和平への一大ドラマを最新の学問レベルで検証する。
目次
- 序章 戦争計画と「和平」
- 第1章 東郷茂徳と早期和平論
- 第2章 早期和平をめぐる群像
- 第3章 重光葵と「大東亜」戦争
- 第4章 重慶へのアプローチ
- 第5章 終戦のシナリオ
- 第6章 広がる危機感
- 第7章 倒閣への胎動
- 第8章 東条内閣の崩壊
- 第9章 小磯内閣と「和平」
- 第10章 幻想の対ソ工作
- 第11章 混迷の重慶工作
- 第12章 小磯内閣の崩壊
- 巻冊次
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下 ISBN 9784061838086
内容説明
深夜の御前会議は対立のまま午前2時を過ぎた。鈴木総理は立って、かくなるうえは、聖慮をもって本会議の決定としたき旨を述べ、天皇の前に進んだ。天皇はやや体を起こしたのち、自分は外務大臣の意見に賛成すると述べられた。ポツダム宣言受諾決定、降伏文書調印へと至る過程を新たな史料と史眼で検証し、混迷と決断の委曲を描く。
目次
- 第13章 鈴木内閣の誕生
- 第14章 本土決戦と対ソ工作
- 第15章 対ソ交渉をめぐって
- 第16章 「和平」の隘路
- 第17章 最後の戦争指導大綱
- 第18章 「和平交渉」への決断
- 第19章 「近衛特使」派遣案
- 第20章 「近衛特使」の挫折
- 第21章 対米英直接和平の模索
- 第22章 ポツダム・広島・クレムリン
- 第23章 ポツダム宣言の「受諾」
- 第24章 「バーンズ回答」をめぐって
- 第25章 敵意の清算
- 第26章 降伏調印
「BOOKデータベース」 より