大江健三郎文学海外の評価
著者
書誌事項
大江健三郎文学海外の評価
創林社, 1987.1
- タイトル別名
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大江健三郎文学 : 海外の評価
- タイトル読み
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オオエ ケンザブロウ ブンガク カイガイ ノ ヒョウカ
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注記
大江健三郎作品翻訳リスト(増田光): 巻末
大江健三郎参考文献目録(増田光): 巻末
内容説明・目次
内容説明
宇宙・世界の大きなコンテクストの中で、人間存在の意味を問い、文学的変革を重ねながら走りつづける作家・大江健三郎の全体像に迫る海外の論考。
目次
- 『人間の羊』の人物論(ロジャー・トーマス)
- アイデンティティーの探究—『セヴンティーン』と『政治少年死す』における自己と他者(ヨシオ・イワモト)
- 『個人的な体験』論—ウサギの目で見た鳥(鶴田欣也)
- 『万延元年のフットボール』に見る戦後日本の人間像(ヨシオ・イワモト;サミュエル・横地淑子)
- 反復の技法—対話体験の探究という観点から(ミチコ・ウィルソン)
- 終末に立ち向かう想像力—『洪水はわが魂に及び』(サミュエル・横地淑子)
- 『ピンチランナー調書』(関根英二)
- 『同時代ゲーム』における宇宙論とその前衛的方法(吉田三陸)
- グロテスクなものに怯える人々—『「雨の木」を聴く女たち』を読む(上田真)
- モラリストの叫び—大江健三郎の思想について(ミコライ・メラノヴィッチ)
- 大江健三郎『死者の奢り』における希望の欠如(ロバート・ロルフ)
- 『飼育』に於ける無垢の喪失(ロバート・ロルフ)
- 恥の環—『人間の羊』をめぐって(フレデリック・リクター)
- 『個人的な体験』に見られる感覚的形象と性格描写(スティーブ・ラブソン)
「BOOKデータベース」 より