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ベルツの日記

トク・ベルツ編 ; 菅沼竜太郎訳

(岩波文庫, 青(33)-426-1-2,33-426-1-2)

岩波書店, 1979.2-3

[改訳]

タイトル別名

Das Leben eines deutschen Arztes im erwachenden Japan

タイトル読み

ベルツ ノ ニッキ

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003342619

内容説明

明治9年エルウィン・ベルツ(1849‐1913)は東大医学部の「お雇い教師」として招かれ、以来いく度かの帰国をはさんで滞日29年におよんだ。この日記は原題を「黎明期日本における一ドイツ人医師の生活」といい、かれが日本人妻ハナとの間にもうけた長男トクの編になるもの。上巻には来日直前から日露開戦前夜までの記事をおさめる。

目次

  • 第1編 渡日まで
  • 第2編 異郷にて
  • 第3編 第二の故郷
  • 第4編 教職を退くまで
  • 第5編 フランス領インドシナ・韓国へ研究の旅
  • 日本における反独感情とその誘因
  • 第6編 戦雲急
巻冊次

下 ISBN 9784003342626

内容説明

ベルツの交際は皇室や伊藤博文・井上馨ら多くの高官をはじめとしてあらゆる階層の人々に及んだ。それがこの日記を明治裏面史の興味深い記録としているが、ここにはまた内外情勢に対するかれらの並々ならぬ洞察力がうかがわれる。だが何よりも我々をうつのは日本を愛してやまなかったベルツその人の姿である。

目次

  • 第1編 日露開戦
  • 第2編 ウラジオ艦隊の活躍
  • 第3編 遼陽の会戦まで
  • 第4編 沙河の会戦まで
  • 第5編 旅順の陥落まで
  • 第6編 奉天の会戦まで
  • 第7編 対馬の海戦まで
  • 第8編 帰国

「BOOKデータベース」 より

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