書誌事項

アジア稲作文化への旅

渡部忠世著

(NHKブックス, 523)

日本放送出版協会, 1987.3

タイトル読み

アジア イナサク ブンカ エノ タビ

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内容説明・目次

内容説明

急激に変貌を遂げるアジアにあって、稲作にまつわる諸般の事情も例外でない。20年前、あるいは10年前にみられた現象で、今日失われつつあるもの、すっかり失われてしまった部分も少なくない。本書は、アジア稲作の起源と伝播を追い、四半世紀にわたってアジア各地を踏査してきた著者が、その調査行の過程で感得し、あるいは考えたアジア稲作文化の周辺を、将来にむけて書き綴った野帖。

目次

  • 1 稲作起源への探索(アッサムへの未完の旅;東南アジアのジャポニカの稲—上ビルマでの経験;雲南・西双版納へ)
  • 2 モチ米に執着する文化(サンパトンの1年から;シャン州とカチン州の短い日々)
  • 3 インド亜大陸の稲作(インドは稲作文化圏か;セイロン島の稲作—大陸と島の交錯)
  • 4 稲作の新たな受容と拒否(アメリカの稲—シンデレラ・クロップ;稲を拒みつづける島々)

「BOOKデータベース」 より

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