中国文学最新事情 : 文革、そして自由化のなかで
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書誌事項
中国文学最新事情 : 文革、そして自由化のなかで
サイマル出版会, 1987.2
- タイトル別名
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Chinese literature today : cultural revolution, liberalization and beyond
中国文学最新事情 : 文革そして自由化のなかで
- タイトル読み
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チュウゴク ブンガク サイシン ジジョウ : ブンカク、ソシテ ジユウカ ノ ナカ デ
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注記
中国の新しい文学・略年表: p315-325
邦訳書紹介: p326-327
内容説明・目次
内容説明
党の自浄作用を訴え除名された劉賓雁、文化相作家王蒙、紅衛兵運動への自省をこめて人間性を希求する戴厚英、庶民を温かく見つめる蘇叔陽など、新時代を牽引する15人の作家・詩人たち。それは、政治と苦闘し続け、ヒューマニズムやモダニズムによって個性を開花し、人びとの日常的群像を描き始める中国文学の新しい波である。中国研究で著名な京大・竹内グループが、〈転形期〉第1級の作家と作品を紹介。文革の闇が明けて燃えあがる新中国の、エネルギーと人びとの息づかいを簡明に伝える。
目次
- 1 政治の奔流のなかで(手錠をかけられた雷鋒=劉賓雁;22年間の沈黙の後に=李国文;文革の後遺症=劉心武;苦悩する知識人=張賢亮;辺境の光と影=王蒙)
- 2 新しい感性の目覚め(人間性の回復を求めて=戴厚英;醜いあひるの子の飛翔=張潔;北国の抒情=張抗抗;モダニズムの位相=高行健;鼓浪嶼に咲く憂愁の花=舒〓)
- 3 街かどの囁き(庶民の哀観=陸文夫;北京の風味=蘇叔陽;戦時下の少年工=〓友梅;日常性の群像=張辛欣・桑曄;残酷な季節=遇羅錦)
- 「転形期」の精神=結び—「堕落論」と「情欲論」
「BOOKデータベース」 より