フェビアン協会の研究 : イギリスの政治文化と社会主義
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フェビアン協会の研究 : イギリスの政治文化と社会主義
法律文化社, 1987.3
- タイトル読み
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フェビアン キョウカイ ノ ケンキュウ : イギリス ノ セイジ ブンカ ト シャカイ シュギ
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フェビアン協会関連年表: 巻末p2-15
内容説明・目次
内容説明
本書は、フェビアン協会の思想と行動を研究対象としている。フェビアン協会という社会主義団体は、イギリスの政治的伝統と文化の中においてどのような意義を持ったのか、換言すれば、フェビアンたちは、イギリスの政治文化にどのような貢献をしたのか、そもそも彼らにとっては社会主義とは何であったのか、これらのことを知るためには、1880年代の若き知識人たちがなぜ社会主義へむかったのか、彼らにとって社会主義はどのような魅力を持ったのか、ということを解明する必要があると考えた。フェビアンたちの意義を正当に歴史の中に位置づける、ささやかな試みである。
目次
- 第1章 1880年代におけるイギリスの社会主義と自由主義(マルクス主義者たち;ケア・ハーディと独立労働党の人々)
- 第2章 初期フェビアン協会の思想と行動
- 第3章 フェビアン社会主義の形成過程
- 第4章 ビアトリス・ウェッブの思想形成
- 第5章 シドニー・ウェッブの思想形成
- 第6章 S&B・ウェッブにおける社会主義コモンウェルスの構想
- 第7章 フェビアン社会主義の思想構造
- 付論1 アメリカの政治文化と自由主義−トマス・ジェファソンにおける「自然」の観念
- 付論2 日本の政治文化と自由主義—河合栄治郎における「人格」の観念
- ジョージ・オーウェルと社会主義
「BOOKデータベース」 より