進化論の基盤を問う : 目的論の歴史と復権
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書誌事項
進化論の基盤を問う : 目的論の歴史と復権
東海大学出版会, 1987.3
- タイトル別名
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Die Frage wozu? : Geschichte und Wiederentdeckung des teleologischen Denkens
- タイトル読み
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シンカロン ノ キバン オ トウ : モクテキロン ノ レキシ ト フッケン
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注記
文献: p307-313
第2刷のページ数: vi, 314p
内容説明・目次
内容説明
古代ギリシァから近代のダーウィニズムに至るまでの目的論的思考の展開・盛衰を概観し、その上で、現代の反目的論的進化論や科学論を批判し、人間の生き生きとした現実把握と調和する生命観、自然観、科学観を確立すべく、目的論的思考の復権を説く。
目次
- 第1部 目的論の歴史的展開(プラトンの目的論の構想;アリストテレスの目的論的自然観;古代後期における目的論の拡大と、スコラ哲学における目的論の存在論的・神学的基礎づけ;近代初期に至るまでの目的論的思考の危機と無力化;ライプニッツとカントにおける、目的論と普遍的機械論との仲介の試み;ドイツ観念論における目的論—フィヒテ、シェリング、ヘーゲル;19世紀における自己保存目的論の徹底化と破壊—ショーペンハウアーとニーチェ)
- 第2部 反目的論批判と目的論の再発見(19、20世紀における反目的論の執行;反目的論主義批判;再発見された目的論)
「BOOKデータベース」 より