アポローン : ギリシア文学散歩

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アポローン : ギリシア文学散歩

斎藤忍随著

岩波書店, 1987.4

タイトル読み

アポローン : ギリシア ブンガク サンポ

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内容説明・目次

内容説明

アポローンはもと死の神であった。血なまぐさい戦場に降り立ち、自ら剛弓をもっていくさの帰趨を定めた『イーリアス』の疫病神は、いかにして竪琴をもつ芸術の守護神へと変貌したのか。英雄叙事詩から、オイディプース物語、オレステース物語、そしてデルポイの神学まで、壮大な絵巻の世界にアポローンの実像を追うギリシア文学紀行—免れがたい死と非情な運命に直面して、狂気に陥り、また知慧の高みに駆けのぼる人間の悲劇的精神のドラマが、そこに浮び上る。

目次

  • 1 ホメーロス
  • 2 ヘーシオドス
  • 3 ホメーロス風讃歌
  • 4 ヘーラクレース物語
  • 5 ヘーロドトス
  • 6 アイスキュロス
  • 7 ソポクレース
  • 8 トゥーキューディデース
  • 9 プラトーン
  • 10 プルータルコス

「BOOKデータベース」 より

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