批評する精神
著者
書誌事項
批評する精神
PHP研究所, 1987-1993
- [正]
- 続
- 3
- 4
- タイトル読み
-
ヒヒョウ スル セイシン
大学図書館所蔵 件 / 全81件
-
東京大学 駒場図書館駒場図
[正]304:N81:13010102618,
続304:N81:23010102626, 3304:N81:33010253924, 4304:N81:43010314080 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
[正] ISBN 9784569220383
内容説明
多弁・饒舌な時代のなかで、われわれは、本当に意味のある言葉を語っているだろうか。現代の言論の危機的状況に警鐘を鳴らす、渾身の最新評論集。
目次
- 批評の危機
- 選挙の隠喩
- 新しい個人主義の予兆
- 野党政治と『朝日新聞』
- 老人大国ソ連のアキレス腱
- 『中曽根・教育改革への提言』
- 浅田彰現象
- 高度成長は何であったか
- ふたたび角栄裁判
- 国際摩擦の根深さ
- ヒューマン・サイエンスを超えて
- 宗教とポスト・モダン
- 大帝ヒロヒト
- SDI教
- 宮沢憲法学
- 三島由紀夫の深い虚無
- 試される民主主義
- 靖国と戦犯
- 苦悶するアメリカン・リベラル
- チェルノブイリ原発事故
- 堕ちた偶像丸山真男
- 写真雑誌に異議あり
- 政治経済のモラル
- 売上税騒動
- 「戦後民主主義」の傲慢
- ビジネス文明の憂鬱〔ほか〕
- 巻冊次
-
続 ISBN 9784569525426
内容説明
リクルート事件、消費税、原発、天皇問題…無秩序・無節操な過剰報道に終始するマスコミ世論の荒廃を質し、言論における真の平衡感覚を求めた、『批評する精神』好評第2弾。
目次
- 「責任なき責任論」を排す—リクルート報道にみるマスコミの荒廃
- 法律と道義—リクルート報道への疑問
- 道義の大合唱—リクルート報道の責任問題
- 国際摩擦の本質
- お化けの時代
- 不況のすすめ
- 「正しすぎる」日本人
- レトロブーム論
- 大衆化された哲学
- 日中関係の歴史的困難
- 三島由紀夫の自死について
- ポスト・モダンの挫折
- 倒錯としての保守
- 進歩主義の迷妄
- 相対主義の悪夢
- 民主主義の誤謬〔ほか〕
- 巻冊次
-
3 ISBN 9784569535241
内容説明
ソ連、日米関係、日本国憲法、証券スキャンダル、新興宗教…。世紀末を迎え、内外秩序が混迷を窮めるなか、自由主義と民主主義の真価を質し、戦後日本のあり方を問う、好評シリーズ待望の第3弾。
目次
- 「NO」といわれるべきは日本である—石原慎太郎への質疑
- 「社会主義・日本」は安泰か
- 「エリツィン革命」は「民衆の勝利」か
- 失語症に罹った日本の政治—自民党総裁選の茶番劇
- 尊厳死を迎える日本の野党
- 神経症を病む日本の社会
- 憲法「七つの大罪」
- 世相「絶望の病」
- 護憲論の誤謬
- 内外秩序の混迷
- 反米主義の稚拙
- 「北方領土」交渉の愚昧
- 憲法論議の再開
- 脳死論議の脳死状態
- 「ノムラ事件」の醜悪
- 「8・19クーデター」の悲惨
- 新興宗教の陥穽
- 「自然葬」の可能性と限界
- 恥知らぬマスコミ
- リコールされた世論
- 感情論むきだしの「リクルート外し」
- 経済人のひよわさ示す「NTT騒ぎ」
- 自殺志願に陥る絶対平和
- 形成途上にある国際ルール
- 幻想に浸る国連中心主義
- 人格的崩壊を示すバルブ経済人
- 旧思考にまどろむ新首相
- 虚無に抗う現在
- 巻冊次
-
4 ISBN 9784569538945
内容説明
世界史の地殻融解が進む中、一時の大衆的感情に流され続ける「情治」国家・日本の末期的状況に警鐘を鳴らす、著者最新の評論集。第8回正論大賞受賞。
目次
- 溶けて流れていく日本
- リンチに群がる大衆
- 世論という名の虚偽
- 「自由」と「民主」の拮抗—小沢一郎論
- 「情治」の繁栄
- 司法もまた世論の泥沼に沈み行く
- 「退屈の棺衣」にくるまれる参議院
- 「生活大国」という精神の未熟
- 民主主義という精神の迷路
- 教育の背信
- 評論の意義
- 保守は…
- 「情治」の国日本の狂乱
- 公務員に護憲の義務はない
- 民主主義を疑う世論をこそ
- 「改憲」ではなく「廃憲」を
- 細川新党は放縦主義に流れている
- 天皇訪中への賛否両論にみられる思想的混乱〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より