書誌事項

糖尿病学

小坂樹徳, 赤沼安夫編

診断と治療社, 1976-

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タイトル別名

糖尿病学 : 糖尿病学展望 : 21世紀を迎えるにあたって

タイトル読み

トウニョウビョウガク

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注記

2000のタイトル関連情報: 糖尿病学展望 : 21世紀を迎えるにあたって

1991編者: 小坂樹徳, 葛谷健

1992編者: 小坂樹徳, 金澤康徳

1994編者: 小坂樹徳, 菊池方利

1998編者: 小坂樹徳, 赤沼安夫, 金澤康徳

2000編者: 小坂樹徳

2001-2002編者: 岡芳知

2003-2011編者: 岡芳知, 谷澤幸生

2012-2018編者: 門脇孝

2019-2020編者: 門脇孝, 山内敏正

各章末: 文献

内容説明・目次

巻冊次

1988 ISBN 9784787801418

目次

  • 糖尿病死—その新しいとらえ方
  • 異常インスリン血症
  • 肝におけるインスリンの取り込みとその調節
  • インスリン受容体の構造解析
  • IDDMの発症とHLA‐DR抗原の発現
  • BBラットにおける最近の知見
  • NODマウスの免疫異常と発症防止
  • 1,5‐アンヒドロ‐D‐グルシトールとその代謝
  • Diabetic Ketoacidosisにおける代謝特性
  • 糖尿病性網膜症
  • 腎糸球体とポリオール代謝
  • 糖尿病性神経障害の成因について
  • 食事と血中脂質
  • 糖尿病治療におけるApple Fiberの効果
  • 血管壁ムコ多糖とくにヘパラン硫酸による糖尿病性血管障害について
  • 糖尿病におけるレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の異常
  • “Diabetes Education‐From Grass Roots to Ivory Towers”
  • 注目される糖尿病学の進歩
巻冊次

1991 ISBN 9784787802033

目次

  • (社)日本糖尿病学会のあゆみ
  • 広島被爆者の糖尿病の有病率・発症率
  • 力土の糖尿病
  • 日本人インスリン依存性糖尿病のHLAを中心とした免疫遺伝学的背景
  • 日本人インスリン依存型糖尿病のHLA gene analysis
  • 日本人のI型糖尿病における膵島細胞抗体
  • 日本人におけるインスリン依存型糖尿病と免疫異常
  • NIDDMのインスリンその他の遺伝子解析〔ほか〕
巻冊次

1995 ISBN 9784787802293

目次

  • IDDMの遺伝解析
  • NIDDMの遺伝子解析
  • IDDMとICA・抗GAD65抗体
  • IDDM患者の生検膵病変
  • IDDMの寛解と膵reg蛋白
  • OLETFラット—OLETFラットの糖尿病性腎症
  • トランスジェニックマウスと糖尿病学
  • インスリン分泌—生理学と分子生物学のクロストークから
  • 血中プロインスリン
  • 糖尿病とくにNIDDMの有病率とBMI—文献に基づく国際比較〔ほか〕
巻冊次

1992 ISBN 9784787802460

目次

  • 日本における糖尿病の診断法—日本糖尿病学会「糖尿病の診断に関する委員の報告(1982)」による
  • WHO基準による日本人糖尿病の疫学
  • 日本における小児IDDMの疫学
  • 日系人の糖尿病
  • 日本における双生児糖尿病の研究
  • 日本人糖尿病患者の家族歴〔ほか〕
巻冊次

1993 ISBN 9784787802750

目次

  • I型糖尿病の遺伝解析—疾患感受性遺伝子と低抗性遺伝子
  • I型糖尿病発症における細胞性免疫の役割—非特異的免疫刺激によるモデル動物のI型糖尿病発症の抑制とその機序
  • II型糖尿病の成因と病態におけるインスリン作用障害
  • グルコキナーゼ異常と糖尿病
  • 糖輸送担体—構造と機能
  • ヒト・アルドース還元酵素の分子生物学
  • 蛋白グリケーションの生化学
  • アミノグアニジンによる糖尿病性細小血管症抑制の試み
  • 高血糖は動脈硬化を促進するか
  • 糖尿病と動脈硬化—リポ蛋白代謝異常の役割
  • 内皮細胞からみた糖尿病と動脈硬化
  • シンドロームX
巻冊次

1994 ISBN 9784787802873

目次

  • 分泌細胞の形態と機能(トランスジェニックマウスを用いた膵αおよびβ細胞株の樹立とその応用;Exocytosisの画像解析—膵臓への応用)
  • グルコレセプターとグルコキナーゼ(膵β細胞のグルコース認識機構研究の経過と問題点;Glucoseによるsignalingとインスリン分泌;Glucokinase活性とその調節;Hexokinase,Glucokinase遺伝子の異常と糖尿病)
  • GTP蛋白(ヘテロ三量体GTP結合蛋白質と分泌)
  • イオンチャネル(膵β細胞のion channelの分子生物学;ATP‐sensitive K+ channelとインスリン分泌調節機構;スルホニル尿素とそのレセプター;β細胞内Ca2+動態とインスリン分泌制御;膵ラ氏島に存在するアクチビンAとその作用)
  • ゴルジ装置より細胞膜(分泌研究の最近の動向)
  • 分泌と代謝の神経調節(神経による血糖調節の機能;エネルギー消費の神経性調節—特に筋組織へのグルコース輸送に及ぼす神経作用について)
巻冊次

1996 ISBN 9784787804365

目次

  • IDDM発症率の民族差とその背景
  • インスリン作用の分子生物学
  • インスリン分泌機構とNIDDMにおける異常
  • ミトコンドリア遺伝子異常と疾患—糖尿病を中心に
  • NIDDMの病因—インスリン抵抗性か、インスリン分泌障害か—OLETFラットの啓示
  • 糖尿病管理における1,5AGの活用
  • 高インスリン血症とNIDDMにおける冠動脈危険因子の異同
  • 動脈硬化危険因子としての肥満とそのとらえ方
  • 小児IDDMの予後の変遷と管理のあり方
  • 糖尿病性腎症とメサンギウム細胞
  • 糖尿病網膜症に対する光凝固の適応と実施の基準
  • 糖尿病性神経障害の形態学
  • 厚生省糖尿病調査研究報告書
巻冊次

1997 ISBN 9784787804372

目次

  • IDDMとHLA‐A抗原との関連
  • グルコキナーゼ欠損マウスの膵β細胞機能
  • スルホニール尿素剤受容体とATP感受性K+チャネル
  • IRS‐1の機能と発現調節機構
  • NIDDMの発症抑制は可能か—リスクファクターと一次予防の試み
  • 糖尿病の診断 糖尿病のスクリーニングと臨床診断
  • 糖尿病診断の問題点—糖尿病学会評議員に対するアンケート調査結果
  • 妊娠糖尿病の診断基準
  • Japanese AmericansのNIDDMの特徴
  • Glucose Toxicity〔ほか〕
巻冊次

1998 ISBN 9784787810304

目次

  • インスリン分泌の分子機構と糖尿病—現状と展望
  • インスリン作用の分子機構と糖尿病—現状と展望
  • 1型糖尿病の発症機序—今後の課題
  • 2型糖尿病の発症機序—今後の課題
  • わが国における2型糖尿病の有病率と将来予測
  • 2型糖尿病の予防戦略
  • IGTの不均一性と疾患概念としての臨床的意義
  • 臨床における“インスリン抵抗性”の捉えかた
  • 糖尿病性網膜症、神経障害克服の道
  • 糖尿病腎症対策〔ほか〕
巻冊次

1999 ISBN 9784787810526

内容説明

新しい“糖尿病の病型分類と診断”を各専門的な立場から解説。糖尿病に関する重要な課題を専門的な立場から詳しく解説しYear Book!

目次

  • 糖尿病の病型分類と診断基準—日本糖尿病学会委員会報告を中心に
  • 糖尿病の病型分類と診断基準—WHO専門委員会報告を中心に
  • 病型(1型糖尿病;2型糖尿病;遺伝子異常による糖尿病)
  • 糖尿病病型分類の問題点
  • 糖尿病—clinical stageをめぐるコメント
  • ADA専門委員会(1997)、WHO諮問委員会(1998)の糖尿病診断基準の問題点と糖尿病の臨床診断のあり方
  • ADA、WHO糖尿病診断基準FPG≧126mg/dlの適否
  • 臨床疫学からみた糖尿病診断基準の検討
  • 糖代謝異常の区分としてのIFGとIGT—ならびにその臨床的意義
  • 疫学調査に用いる糖尿病の検出基準および糖尿病の臨床診断〔ほか〕
巻冊次

2000 ISBN 9784787810656

内容説明

新しい世紀を迎えるに当たり、これまで糖尿病の研究に指導的役割を果たしてこられた先達と、現に重要な諸問題に情熱的に取り組み、確実な成果を挙げられている新鋭が、糖尿病学の近未来と、より長期にわたる展望を専門的立場から述べる。

目次

  • 糖尿病研究への期待
  • 糖尿病の疾病概念—その史的変遷と展望
  • 糖尿病と遺伝子、過去・現在・未来
  • インスリン分泌機構—現状と今後の課題
  • インスリン作用機構—現状と今後の課題
  • 1型糖尿病の成因と発症抑制
  • 2型糖尿病の成因と発症抑制
  • 糖尿病と生活習慣—糖尿病の予防と療養指導
  • 経口血糖降下薬への期待
  • インスリン治療ならびに人工膵島の開発〔ほか〕
巻冊次

2001 ISBN 9784787811905

内容説明

本書では、糖尿病に関する広範な学問領域のなかで、とくに進歩の著しい領域や注目される課題を選び、その研究の足取り、成果の現状、今後の展望などを専門的立場から解説していただいた。

目次

  • 熊本スタディを振り返って
  • 劇症1型糖尿病
  • ステロイド治療が奏功する自己免疫性膵炎による糖尿病
  • cAMPセンサーによるインスリン分泌調節機構
  • インクレチン:GIP受容体KOマウスから学ぶもの
  • ATP感受性Kチャネルを介さないインスリン分泌機構
  • 糖尿病における肝インスリン抵抗性
  • インスリン抵抗性分子機構への動物モデルアプローチ—インスリン抵抗性機構の多様性
  • 1型糖尿病へのモデル動物からのアプローチ
  • 2型糖尿病遺伝子カルパイン10—ゲノムワイドスクリーニングの成果と今後の展望〔ほか〕
巻冊次

2002 ISBN 9784787812094

目次

  • RAGEトランスジェニック糖尿病マウスにおける糖尿病腎症
  • アディポネクチン:発見から臨床応用へ
  • アディポネクチンによる2型糖尿病のインスリン抵抗性の改善—アディポネクチンは脂肪細胞由来の主要なインスリン感受性ホルモンである
  • レプチンと糖代謝:脂肪萎縮性糖尿病から学ぶ
  • レジスチンとその関連蛋白
  • 糖尿病の血管内皮障害:酸化ストレスと血管内皮
  • 小児期発症2型糖尿病の特徴と予後に関する研究—東京地区における26年の学童糖尿病検診から
  • スルホニル尿素受容体遺伝子とインスリン分泌異常
  • 膵ランゲルハンス島の微小循環
  • インスリン開口放出の可視化と2‐コンパートメントモデル〔ほか〕
巻冊次

2003 ISBN 9784787813169

目次

  • 基礎研究(アディポネクチンの生理病態学的意義;細胞内グルココルチコイド活性化酵素、11β‐hydroxysteroid dehydrogenase type 1(11β‐HSD1)とメタボリック・シンドローム(代謝異常症候群);アミノ酸‐mTOR‐raptorシグナル伝達系の解明とインスリン作用;インスリン開口放出を担う融合細孔の動態と分子組成;グルタミン酸脱水素酵素(GDH)とインスリン分泌 ほか)
  • 臨床・展開研究(再生医療による糖尿病治療—現状と将来への展望;DPS、DPP、The Stop NIDDMから学ぶ;1型糖尿病の遺伝素因:日本人と欧米人の比較;成人発症1型糖尿病の実態調査(愛媛スタディ);糖尿病と動脈硬化—マクロアンジオパシーに対する日本糖尿病学会・日本動脈硬化学会合同委員会からの提言を中心に ほか)
巻冊次

2004 ISBN 9784787813770

目次

  • 基礎研究(フォークスヘッド転写因子Foxo1によるとインスリン感受性およびβ細胞機能調節;アディポネクチン受容体の同定とアディポネクチンシグナリング;インスリンによる糖輸送促進機構—AktからGLUT4小胞まで;インスリンによるGLUT4の細胞膜へのターゲッティングとエクソシストコンプレックス(exocyst complex) ほか)
  • 臨床・展開研究(アディポミクスへの道—from bench to bedside;日本人2型糖尿病患者の特徴とメタボリックシンドローム—Japan Diabetes Complications Study(JDCS)の中間解析からの知見;緩徐進行1型糖尿病:早期少量インスリン投与の有効性—Tokyo studyから;日本人2型糖尿病の臨床的特性—成因と予後 ほか)
巻冊次

2005 ISBN 9784787814234

内容説明

本書では、糖尿病学のこの1年、とくに国内での研究の進歩を中心に紹介する。

目次

  • 基礎研究(SREBPを介した肝臓インスリン抵抗性;STAT3を介した肝糖代謝調節;肝臓におけるインスリンシグナルとサイトカインシグナルのクロストーク—SOCS蛋白による糖脂質代謝の制御;PPARδと肥満・インスリン抵抗性 ほか)
  • 臨床・展開研究(メタボリックシンドローム:その概念と日本人の診断基準;膵移植:脳死ドナー移植から5年を迎えて;膵外組織からの膵島新生をめざして;膵臓における組織幹細胞の分離と再生治療への展望 ほか)
巻冊次

2006 ISBN 9784787815057

内容説明

日本、または日本人により行われた時代をリードする研究を中心に、研究者自身が臨場感あふれる解説をする年度版。「とれたての話題」が、旬を逃さずに報告されている。

目次

  • β細胞の生物学・1型糖尿病(膵β細胞の細胞周期調節障害と2型糖尿病—cyclin dependent kinase inhibitor p27Kip1の役割;Cdk5によるブドウ糖応答性インスリン分泌調節 ほか)
  • インスリン作用・インスリン抵抗性(インスリンシグナルとインスリン受容体基質(IRS)‐2—膵β細胞視床下部特異的IRS‐2欠損マウス;GLUT4と糖・脂質代謝—metabolic flexibility ほか)
  • 脂肪細胞の生物学(Visfatin—内臓脂肪に由来し、インスリン様作用を持つ新規蛋白;Vaspinの同定とメタボリックシンドローム ほか)
  • 加齢・糖尿病合併症(インスリン、IGF‐1シグナル、酸化ストレスと加齢—Klothoによる加齢の抑制;糖尿病性腎症と組織レニン‐アンジオテンシン系—プロレニンの重要な役割 ほか)
  • 臨床・展開研究(劇症1型糖尿病の臨床的特徴と診断基準の策定;運動による糖代謝改善—運動生理学的知見の臨床応用 ほか)
巻冊次

2007 ISBN 9784787815842

目次

  • 基礎研究(神経系を介する多臓器協調によるエネルギー代謝調節;中枢神経インスリン作用による肝糖新生制御と肝Stat3の役割;消化管から中枢への迷走神経による摂食情報伝達;新しく発見された食欲抑制因子Nesfatin‐1;グリセロールチャネル分子の発見と生体における役割 ほか)
  • 臨床・展開研究(Metabolic SyndromeとNAFLD(nonalcoholic fatty liver disease);メタボリックシンドロームと心血管疾患・糖尿病発症リスク:端野・壮瞥町研究から;慢性腎臓病(CKD)の概念と糖尿病;オーダーメイド医療;GLP‐1と糖尿病治療薬としての応用 ほか)
巻冊次

2008 ISBN 9784787816481

目次

  • 基礎研究(胆汁酸による糖・エネルギー代謝調節;MCP‐1とインスリン抵抗性;アディポネクチン受容体と抗糖尿病シグナル;アディポネクチンによる摂食、エネルギー代謝調節;インスリン抵抗性機序の新しい視点—組織脂質の量から質へ;生体内分子イメージングでみる内臓肥満に伴う脂肪組織リモデリング(脂肪細胞分化・血管新生)と機能異常;自己免疫疾患における臓器特異性とautoimmuneregulator(AIRE);膵β細胞量調節の分子メカニズム;骨髄移植による膵β細胞再生促進;全身性NAD合成制御系によるβ細胞機能の制御—NADワールドへの招待;グレリンによるインスリン分泌制御;分子イメージングによるインスリン分泌機構の解析;RAGEと糖尿病合併症)
  • 展開研究(胆汁酸抱合レジンによる肥満・インスリン抵抗性・糖代謝改善作用;ヒトにおけるレジスチンの意義—SNP‐420、血中濃度、インスリン抵抗性;有酸素運動による血清脂質改善効果;代謝性危険因子の重積と循環器疾患死亡:高血糖及び肥満による層別解析 NIPPON DATA90 1990‐2000から;糖尿病における微量アルブミン尿と腎・心血管リスク;2型糖尿病の疾患感受性遺伝子:最近のトピックス;1型糖尿病遺伝子;糖尿病とがんの関連—我が国における大規模コホート研究より)
巻冊次

2009 ISBN 9784787817068

目次

  • 基礎研究(自律神経を介した肝臓‐膵β細胞間連関による膵β細胞増殖機構;オートファジーと膵β細胞;インスリンシグナルによるβ細胞量の制御:Glycogen Synthase Kinase‐3β(GSK‐3β)の役割;膵島ストレス応答および膵島維持におけるmRNA翻訳制御の役割 ほか)
  • 展開研究(日本人2型糖尿病の疾患感受性遺伝子;IGT患者における1泊2日教育入院の2型糖尿病発症予防—上越スタディ(Joetsu Diabetes Prevention Trial)より;日本人2型糖尿病治療薬としてのインクレチンの可能性;久山町研究から見た日本人2型糖尿病Up‐to‐date ほか)
巻冊次

2010 ISBN 9784787817730

目次

  • 基礎研究(肥満の脂肪組織におけるAngiopoietin‐like protein2の役割;生体分子イメージングにより明らかになる肥満脂肪組織における慢性炎症とCD8陽性T細胞のかかわり;脂肪組織におけるマクロファージ・フェノタイプとインスリン抵抗性;視床下部オレキシンによる骨格筋でのグルコース利用促進機構—動機づけ摂食行動との連関 ほか)
  • 展開研究(HbA1cの国際標準化;空腹時血糖値とHbA1C値による糖尿病の発症の予測—The Kansai Healthcare Studyから;糖尿病疾患関連遺伝子解析による糖尿病発症予測の可能性;α‐グルコシダーゼ阻害薬、ボグリボースによる2型糖尿病発症予防—その臨床的意義は? ほか)
巻冊次

2011 ISBN 9784787818577

目次

  • ランゲルハンス氏島・β細胞研究(膵β細胞における小胞体ストレスの役割;妊娠時の膵β細胞機能、容積変化のメカニズム—セロトニンの新たな役割 ほか)
  • インスリン標的組織・インスリン抵抗性・代謝研究(AdipoR1を介するアディポネクチンによるPGC‐1α、ミトコンドリアの制御;新たな脂肪細胞由来分泌因子Sfrp5と代謝性疾患 ほか)
  • 糖尿病の遺伝素因研究(胸腺における新たなインスリン発現調節因子としてのMafAの役割と1型糖尿病発症への関与;ゲノムワイド関連解析による新規2型糖尿病遺伝子座UBE2E2ならびにC2CD4A/Bの同定 ほか)
  • 臨床・展開研究(糖尿病腎症の発症・進展予測因子としての尿中type4 collagenの意義;体幹部掻痒感は糖尿病神経障害を反映する ほか)
巻冊次

2012 ISBN 9784787819444

目次

  • 基礎研究(膵β細胞におけるインスリン‐PI3Kの生理的・病態生理的役割;膵β細胞のin vivoイメージングの現状と展望;膵β細胞の糖鎖修飾とグルコース輸送低下を介する糖尿病発症経路;iPS細胞からのランゲルハンス島作製—現状と展望;脂肪細胞分化特異的エンハンサーのゲノムワイド解析と分化におけるNFIの役割;血管内皮細胞分化特異的エンハンサーのゲノムワイド解析と文化におけるNFIの役割;血管内皮細胞インスリンシグナル障害と骨格筋インスリン抵抗性;脂肪細胞に発言する新規転写因子—IRF4の同定と機能解析;インスリンによる脳コレステロール代謝調節糖尿病腎性進展と低酸素)
  • 展開研究・臨床研究(劇症1型糖尿病は自己免疫機序により発症する;糖尿病腎症の遺伝素因;米国糖尿病学会(ADA)の基準HbA1c(国際標準値)5.7〜6.4%と空腹時血糖値異常による“前糖尿病”診断とその後の2型糖尿病発症リスク;HbA1cの国際標準化の最新情報;糖尿病とAlzheimer病;インスリンポンプ療法の現状と未来;インクレチンの血管保護作用;細胞シートを用いた糖尿病次世代再生医療の展望;東日本大震災と糖尿病医療 1)日本糖尿病学会の活動
  • 東日本大震災と糖尿病医療 2)大震災後の糖尿病医療)
巻冊次

2013 ISBN 9784787819994

目次

  • 基礎研究(消化管におけるFoxO1抑制による機能的インスリン産生細胞の樹立;膵β細胞における炎症とインスリン分泌;転写共役因子CITED2による新たな肝糖新生制御メカニズム;非アルコール性脂肪肝炎におけるレプチンと腸内細菌の役割—レプチンによるエンドトキシン感受性の制御を中心として;心不全や肥満における脂肪老化シグナルの意義 ほか)
  • 展開臨床研究(CKDの新しい分類と糖尿病腎症;糖尿病と肝疾患;糖尿病と癌;Japan Diabetes Complications Study(JDCS)が教えてくれるもの;糖尿病の食事療法の現状と課題 ほか)
巻冊次

2014 ISBN 9784787820785

目次

  • 基礎研究(膵β細胞におけるWarburg効果とインスリン分泌;2型糖尿病遺伝子TCF7L2の機能を巡って;亜鉛のながれと肝インスリンクリアランス;肝臓グリコーゲンから脂肪分解への中枢性シグナリング—神経による糖質と脂質エネルギー供給源の選択;肥満による腸内細菌叢の変化と肝癌;セマフォリンと肥満;メタボリックシンドロームにおける免疫・炎症性細胞のコントロール;アディポネクチン受容体活性化低分子化合物(AdipoRon)の同定とその作用;糖尿病性腎症におけるオートファジーの役割)
  • 展開臨床研究(IDFアトラス2013年版(第6版);熊本宣言について—新しい血糖コントロールの目標とその活用;SGLT2阻害薬について;GPR40作動薬について;厳格血糖・血圧コントロールによる顕性腎症のremission;SAVOR−TIMI53試験およびEXAMINE試験の意義;1型糖尿病治療のアップデート;膵島移植の進歩と今後の課題;糖尿病足潰瘍予防に関する看護研究の展開)
巻冊次

2015 ISBN 9784787821737

目次

  • 基礎研究(ES/iPS細胞からの膵臓β細胞への分化誘導;IAPPによる膵β細胞障害;2型糖尿病発症にかかわるモーター蛋白質KIF12複合体の発見—抗潰瘍薬による新しい予防戦略の可能性を拓く;骨髄で造血に必須の微小環境(ニッチ)を構成する脂肪・骨芽細胞前駆細胞 ほか)
  • 展開研究・臨床研究(日本人2型糖尿病者の膵β細胞障害—ランゲルハンス島の病理から;災害後の血糖コントロールと内因性インスリン分泌能:東日本大震災研究;2型糖尿病における腸内フローラの意義—その臓器としての役割;日本人の食事摂取基準(2015年版) ほか)
巻冊次

2017 ISBN 9784787823014

目次

  • 基礎研究(腸管上皮とマクロファージの相互作用による全身のインスリン感受性制御;GCN5‐CITED2‐PKAモジュールを介した血糖調節機構;肝臓における「選択的インスリン抵抗性」の分子機構;カロリー制限と腸幹細胞制御;脂肪組織マクロファージのHIF‐1αとインスリン抵抗性;膵β細胞のインスリン分泌におけうオートファジーの果たす役割;グルカゴン・ルネッサンス;内皮細胞DPP‐4が演じる病理学的意義の解明;SGLT2阻害薬の心保護・腎保護作用)
  • 展開研究・臨床研究(インクレチン関連薬と心血管疾患;ケトン体の臓器作用;出生時体重の全ゲノム関連解析と2型糖尿病との相関;近赤外時間分解分光法を用いたヒト褐色脂肪組織の計測;日本人糖尿病の死因の変遷;糖尿病腎重症化予防プログラム;免疫チェックポイント阻害薬に関連した1型糖尿病;妊婦の糖代謝異常の診断と管理;新しいGAD抗体の測定法の現状と問題点;持続血糖モニター(CGM)の進歩と展望;糖尿病の予防・療養行動を左右する社会的構造要因)
巻冊次

2018 ISBN 9784787823472

目次

  • 基礎研究(マウス多能性幹細胞由来の膵臓作製;時計遺伝子とインスリン分泌障害;GIP分泌制御機構;脂肪組織マクロファージによる前駆脂肪細胞の調節を介したインスリン感受性の調節機構;メトホルミン作用の分子機構 ほか)
  • 臨床研究・展開研究(日本糖尿病学会の60年;J‐DOIT3;インクレチンからみた糖尿病の食事療法のサイエンス;ICTを用いた生活習慣介入;IoT(Internet of Things)を用いた「七福神」からのフィードバックによる生活習慣改善支援 ほか)
巻冊次

2019 ISBN 9784787824158

目次

  • 基礎研究(劇症1型糖尿病の分子遺伝学—ゲノムワイド関連解析による新規遺伝子の同定;緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)研究の最近の進歩;日本人集団における28の新規2型糖尿病感受性領域の同定;肝臓における小胞体ストレス応答と糖脂質代謝の調節機構;GIPによる骨量・脂肪量の制御;肥満に伴う慢性炎症の惹起メカニズム;酸化ストレスによる脂肪組織の増大の制御;褐色脂肪組織におけるGABAシグナリングの役割とその制御異常;脂肪組織における急性および慢性寒冷応答を制御するJMJD1Aの役割)
  • 臨床研究・展開研究(2型糖尿病の高血糖管理に関するコンセンサス・レポート2018(ADA/EASD);糖尿病治療に関連した重症低血糖調査委員会報告;診療録直結型全国糖尿病データベース事業(J‐DREAMS);日本糖尿病学会食事療法シンポジウム2018;JDCP study:糖尿病合併症の実態とその抑制に関する大規模観察研究;DECLARE‐TIMI58;SGLT2阻害薬の腎保護作用;糖尿病研究と研究倫理;肥満症の撲滅を目指す神戸宣言2018;EMPATHY試験)
巻冊次

2020 ISBN 9784787824639

目次

  • 基礎研究(迷走神経シグナルによる膵β細胞・肝細胞増殖機構;膵β細胞イメージングによる膵β細胞量の非侵襲的定量法;褐色脂肪細胞における分岐鎖アミノ酸代謝;膵臓内分泌細胞の発生と分化における1細胞レベルにおける理解;細胞老化と抗老化治療 ほか)
  • 臨床研究・展開研究(2型糖尿病・肥満症の遺伝素因解明とpolygenic risk scoreによる予測;糖尿病におけるアドボカシー(advocacy):社会的スティグマへの対抗;SGLT2阻害薬のDKDや心不全に対する大規模臨床試験の結果と活かし方;糖尿病診療ガイドライン2019:食事療法改訂の背景と要点;2型糖尿病に対する早期強化療法の効果 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN01181595
  • ISBN
    • 4787801279
    • 4787801414
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    • 9784787824639
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    26cm
  • 分類
  • 件名
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