二つの黒人帝国 : アフリカ側から眺めた「分割期」
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書誌事項
二つの黒人帝国 : アフリカ側から眺めた「分割期」
(新しい世界史, 6)
東京大学出版会, 1987.6
- タイトル別名
-
アフリカ側から眺めた分割期
- タイトル読み
-
フタツ ノ コクジン テイコク : アフリカガワ カラ ナガメタ ブンカツキ
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注記
参考文献リスト: 巻末p1-12
内容説明・目次
内容説明
19世紀半ば、アフリカ大陸のいくつかの地域は、「戦国時代」にあった。東のエチオピア帝国と西のサモリ帝国は、この状況を打破して統一国家を建設するが、すぐに未知の白い侵略者の影に脅かされ始め、ついには姿を現わしたヨーロッパ列強と軍事的に衝突し、サモリ帝国は崩壊する。だが、エチオピア帝国はアフリカ大陸の例外として生き続けた。本書は、この2帝国を軸にすえ、「アフリカ分割期」を見直そうとする試みである。
目次
- 序章 舞台—サバンナと高原の黒人帝国
- 第1章 帝国建設への道
- 第2章 ジュラ革命と「近代化」
- 第3章 ヨーロッパの影
- 第4章 二つの黒人帝国とアフリカ世界
- 第5章 運命の別れ道—1896〜98年
「BOOKデータベース」 より