演劇的欲望について : こえ・ことば・すがた
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演劇的欲望について : こえ・ことば・すがた
筑摩書房, 1987.8
- タイトル別名
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演劇的欲望について : こえことばすがた
- タイトル読み
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エンゲキテキ ヨクボウ ニツイテ : コエ・コトバ・スガタ
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注記
初出一覧: 巻末
渡辺守章著訳書一覧: 巻末
収録内容
- 美しきものの系譜 : 花と幽玄
- 言説の身体・身体の言説
- 演劇的欲望について
- バルチュス、あるいは視覚の劇場
- 通信三題 : 長い惜別の儀式
- オペラと演出 : 近年の幾つかの例について
- 声と身体
- ヴィテーズの『エルナニ』
- 舞台における性の転換 : 三島とマリヴォーのこと
- ベジャールとピーナ・バウシュ
- 制度を読む : 『パリ感覚』を終えて
- 旅の終わりに--
- アンバランスな三題噺 : 太陽劇団の新作など
- 祝言の声、ばうをくの声 : いま、能とは
- 台詞の射程 : ラシーヌ『ベレニス』をめぐって
- 声と現象
- 映像と舞台 : 雑然と三題囃
- 小さいスクリーンの『女中たち』
- ルル : 神話と反神話
- イゾルデのいる風景 : 声の現前ということ
- 快活な知 : フーコー追悼
- 侵犯の遊戯 : 追憶のロラン・バルト
- ジュネあるいは劇と演戯
- ジュネの死
- 芝居が芝居でしかなくなる時
- 音楽あるいは演奏ということ
- オペラという演劇について
内容説明・目次
内容説明
意欲的演出家にしてブリリアントな批評家による演劇論。独創的な世阿弥読解を提示し身体の系譜学を展望。透明な知の陶酔的な祝祭のうちに最新の劇の現場を鮮かに浮き彫りにする。
目次
- 1 系譜学の地平(美しきものの系譜—花と幽玄;言説の身体・身体の言説;演劇的欲望について)
- 2 劇場の余白に(バルチュス、あるいは視覚の劇場;通信三題—長い惜別の儀式;オペラと演出;声と身体;ヴィテーズの『エルナニ』;舞台における性の転換—三島とマリヴォーのこと;ベジャールとピーナ・バウシュ;制度を読む;旅の終わりに;アンバランスな三題噺—太陽劇団の新作など)
- 3 声と現象(祝言の声、ばうをくの声—いま、能とは;台詞の射程—ラシーヌ『ベレニス』をめぐって;声と現象;映像と舞台;小さいスクリーンの『女中たち』;ルル—神話と反神話;イゾルデのいる風景)
- 4 n´ecrologie(快活な知—フーコー追悼;侵犯の遊戯—追憶のロラン・バルト;ジュネあるいは劇と演戯;ジュネの死)
- 5 エピローグ(芝居が芝居でしかなくなる時;音楽あるいは演奏ということ;オペラという演劇について)
「BOOKデータベース」 より