テレビは何をしてきたか : ブラウン管のなかの戦後風俗史

書誌事項

テレビは何をしてきたか : ブラウン管のなかの戦後風俗史

松尾羊一著

中央経済社, 1987.3

タイトル読み

テレビ ワ ナニ オ シテキタカ : ブラウンカン ノ ナカ ノ センゴ フウゾクシ

内容説明・目次

内容説明

テレビとは「記録」のメディアというよりは「流れ」のメディアである。流れは流れを呼んで分流から大河に至る。流れのまにまにたゆたう番組たちの背後に、わたしなりの航跡をたどって行けたら、そんな思いで綴り、番組の流れを整理したマップが本書である。

目次

  • プロローグ ルポルタージュ・テレビを〈現場する〉
  • 第1部 テレビのなかの「家庭」像(ホーム・ドラマと「父」の退場;新しいライフ・スタイルとドラマ;私的ルポルタージュ「下町」—ドラマへの地政学的考察)
  • 第2部 テレビのなかの「青春」像(青春ドラマの系譜—テレビ主題歌からみた青春像;“学園”ドラマを考える;“青春ドラマ”への視角;成熟から未熟への転倒型ドラマ—『男女7人夏物語』にみる青春)
  • 第3部 テレビのなかの「子ども」たち(子役から子どもへ—現代子役論;現代ネアカ座敷牢考—子どもの個室を考える;『風雲!たけし城』考;子どもと青春のはざま—“新鋭ドラマ・シリーズ”より)
  • 第4部 「昭和」の残像たち—テレビに描かれた老いについて(夫婦解体ドラマの噴出;老いたる「昭和」のドラマ;時代劇を凝視する老人たち;温泉と旅の番組ブームを考える)
  • エピローグ テレビ30年の軌跡—新旧メディアの絡みあいのなかから

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN01349489
  • ISBN
    • 4481613017
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3, 13, 285p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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