古川古松軒 : イサベラ・バード

書誌事項

古川古松軒 : イサベラ・バード

宮本常一著

(旅人たちの歴史 / 宮本常一著, 3)

未來社, 1984.10

タイトル別名

古川古松軒 : イサベラバード

タイトル読み

フルカワ コショウケン : イサベラ バード

大学図書館所蔵 件 / 78

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

目次

  • 古川古松軒の旅—『東遊雑記』(さてまた駅所駅所に倡家なき所なし。本陣せる家にも売女あり。風俗とてこれを賎しき業とも思わざるなり;さて松前にあがりしに、案外なることにて、その家宅の奇麗なること、都めきし所にて;日本わずかの国ながらも、その地に至らずして人の物語を信じて書に顕わすゆえに、違いしことのありと思われ侍るなり)
  • イサベラ・バードの旅—『日本奥地紀行』(穀物や果物が豊富で、地上の楽園のごとく、人びとは自由な生活を楽しみ東洋の平和郷というべきだ。—「置賜県雑録」;蚤の大群が襲来したために、私は携帯用の寝台に退却しなければならなかった;子供たちはきびしい労働の運命をうけついで世に生まれ、親たちと同じように虫に喰われ、税金のために貧窮の生活を送るであろう;仕事もなく、本もなく、遊びもない、わびしく寒いところで長い晩を震えながら過す、夜中になると動物のように身体を寄せあって暖をとる ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ