逸脱のアルケオロジー : プロテスタンティズムの倫理と「失敗」の精神
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逸脱のアルケオロジー : プロテスタンティズムの倫理と「失敗」の精神
(平凡社選書, 98)
平凡社, 1986.9
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Damnation and deviance
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イツダツ ノ アルケオロジー : プロテスタンティズム ノ リンリ ト シッパイ ノ セイシン
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Note
奥付の著者名(誤植): R.ローテンバーグ
引用・参照文献一覧: p291-312
Description and Table of Contents
Description
ローテンバーグの分析上の中心主題のひとつは、ウェーバーの所説を継続して、プロテスタントの倫理が資本主義の精神のみならず、精神医学の精神にまで波及していった点を共明することにある。ウェーバーの命題、およびそれを継承した研究者の解釈では、プロテスタントの倫理の発展的で建設的な側面のみがつねに強調されてきた。しかし、創造には犠牲が伴う。新しい人間像やそれに適合した文明が創造されるときには、必ずその否定的な相貌も出現するのである。
Table of Contents
- 第1章 プロテスタントの倫理対「人間変革」の職業
- 第2章 ピューリタンの劫罰と逸脱
- 第3章 「応差的無感覚」と「精神病者」の神話
- 第4章 反レッテル貼り十字軍と自己レッテル貼り
- 第5章 徴候によるレッテル貼りの実証的研究
- 第6章 「依存的存在」と「作用—反作用」収斂モデル
- 第7章 「疎外の個人主義」と「互恵の個人主義」
- 第8章 後向きの療法と前向きの療法—プロテスタントの救済倫理とハーシードの救済倫理
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