生物科学の新しい展開 : 分子から細胞へ
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生物科学の新しい展開 : 分子から細胞へ
岩波書店, 1987.10
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セイブツ カガク ノ アタラシイ テンカイ : ブンシ カラ サイボウ エ
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Description and Table of Contents
Description
生物科学の研究は1980年代に入り大きく変貌した。70年代に培われた遺伝子組換えなどの分子生物学的技術を用いて、真核生物の複雑・多様な生命現象を統一的・総合的に理解する方向に展開している。本書は、細胞の仕組から、発生、分化、形態形成、進化まで、雑誌『科学』に掲載された日本の代表的研究者の論文25篇を収録したものである。
Table of Contents
- 虫のつくり方1—線虫で何がわかるか
- 虫のつくり方2—線虫で何がわかるか
- C.エレガンスの分子生物学
- ショウジョウバエの形態形成遺伝子
- ショウジョウバエの筋タンパク遺伝子
- 絹タンパク質の生合成
- ミオシン遺伝子の発現制御と筋細胞の分化
- 筋肉の分化—筋タンパク質の多型性と可変性
- 生きもののしたたかさ1—発生研究35年
- 生きもののしたたかさ2—発生研究35年
- 動物体のパターン形成と細胞接着分子
- 卵の中のよそ者DNA—特に核様体の形成について
- カエル初期胚のパターン形成—正常な胚になるための条件
- 哺乳類の発生の起原を探る
- いまなぜ酵母か—真核生物のモデルとして
- 酵母遺伝子の転写制御—細菌とどう違うか
- 酵母の性転換—カセットの差し換えによる遺伝子の規則的変換
- 核分裂するミトコンドリア—生物増殖の原型をもとめて
- ミトコンドリアの生合成
- プロテインキナーゼCの研究とその展望
- 細胞膜の機能脂質
- がん遺伝子
- 発がんの仕組みを考える—突然変異の視点から
- がんと発生と分化とをつなぐ遺伝子群
- 古細菌の進化的位置
- 細胞共生進化説と単位膜の一般則
- 細胞はなぜ共生を好むか—アブラムシの細胞内共生微生物
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