遊芸師の誕生 : 碁打ち・将棋指しの中世史
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遊芸師の誕生 : 碁打ち・将棋指しの中世史
(平凡社選書, 111)
平凡社, 1987.9
- タイトル読み
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ユウゲイシ ノ タンジョウ : ゴウチ ショウギサシ ノ チュウセイシ
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注記
文献:p241〜244
内容説明・目次
内容説明
現在では、碁や将棋が賭博でなく深遠な頭脳ゲームであることを疑う人はいない。しかしかつて碁打ちや将棋指しは、特殊な遊戯を扱う博奕者であった。中世における博奕者は、どのような経過をたどって近世に遊芸師として成長したか。『実隆公記』『言継卿記』『言経卿記』をはじめ、公家や僧侶の日記を克明に分析し、今まで謎につつまれていた中世の碁打ち、将棋指しの姿を、初めて史料的に跡づけた画期的労作。
目次
- 第1章 遊戯用具
- 第2章 愛好者の増加
- 第3章 碁打ちの登場
- 第4章 普及の過程
- 第5章 碁打ち、将棋指し
- 第6章 遊芸の認知
- 第7章 継続と発展
- 第8章 今後の課題
「BOOKデータベース」 より