中世の宗教文書
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中世の宗教文書
(日本古文書学論集 / 日本古文書学会編, 10 . 中世||チュウセイ ; 6)
吉川弘文館, 1987.10
- タイトル読み
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チュウセイ ノ シュウキョウ モンジョ
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日本古文書学論集 (10)
1987
限定公開 -
日本古文書学論集 (10)
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注記
内容: 第一章: 寺院文書の研究(一「法隆寺伽藍縁起并流記資材帳写本の伝来」-四「公文と官銭」), 第二章: 僧侶消息の研究(一「源空・親鸞の"自筆"書状」-五「「富木殿御返事」と日蓮上人伝の検討」), 第三章: 起請文の研究(一「落書起請に関する一起請文への理解」-三「中世社寺を中心とせる落書起請について」), 第四章: 金石文の研究(一「出雲神魂神社における古柱銘と古文書」- 四「板碑にみる日蓮宗仏教儀礼の展開」), 解説(中尾堯), 執筆者紹介
収録内容
- 法隆寺伽藍縁起并流記資材帳写本の伝来 / 石上英一 [執筆]
- 唐招提寺舎利殿奉納文書について / 田中稔 [執筆]
- 中世東寺の祈禱文書について : 古文書体系論と宗教文書 / 富田正弘 [執筆]
- 公文と官銭 / 今枝愛真 [執筆]
- 源空・親鸞の"自筆"書状 / 菊地勇次郎 [執筆]
- 浄土宗初期の手印と花押 / 三田全信 [執筆]
- 「いまこせんのはゝ」について / 赤松俊秀 [執筆]
- 花押の変化と御消息の系年 / 鈴木一成 [執筆]
- 「富木殿御返事」と日蓮聖人伝の検討 / 中尾堯 [執筆]
- 落書起請に関する一起請文への理解 : 東大寺知足院の本尊盗難事件に関連して / 荻野三七彦 [執筆]
- 東大寺文書にみえる牛玉宝印 / 千々和到 [執筆]
- 中世社寺を中心とせる落書起請について / 渡辺澄夫 [執筆]
- 出雲神魂神社における古柱銘と古文書 / 村田正志 [執筆]
- 板碑精査が示す中世民衆仏教普及の実態 / 千々和実 [執筆]
- 板碑にみる日蓮宗仏教儀礼の展開 : 題目板碑の造立をめぐって / 中尾堯 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
有力な寺院や神社から創出され、あるいは信仰の世界で大きな役割を果し続けてきた、いわゆる「宗教文書」は実に数多い。けれども、これらが古文書研究の対象としてとりあげられることは比較的少なかった。ここでは,宗教活動の高揚期たる中世を中心に、古代以来の研究成果を収載する。本巻が、宗教古文書研究の出発点となることを期している。
目次
- 第1章 寺院文書の研究(法隆寺伽藍縁起并流記資財帳諸写本の伝来;唐招提寺舎利殿奉納文書について;中世東寺の祈祷文書について;公文と官銭)
- 第2章 僧侶消息の研究(源空・親鸞の“自筆”書状;浄土宗初期の手印と花押;「いまこせんのはゝ」について;花押の変化と御消息の系年;「富木殿御返事」と日蓮聖人伝の検討)
- 第3章 起請文の研究(落書起請に関する一起請文への理解;東大寺文書にみえる牛玉宝印;中世社寺を中心とせる落書起請に就いて)
- 第4章 金石文の研究(出雲神魂神社に於ける古柱銘と古文書;板碑精査が示す中世民衆仏教普及の実態;板碑にみる日蓮宗仏教儀礼の展開)
「BOOKデータベース」 より