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ケインズ『一般理論』の形成

リチャード・カーン著 ; 浅野栄一, 地主重美訳

岩波書店, 1987.12

タイトル別名

The making of Keynes' general theory

タイトル読み

ケインズ イッパン リロン ノ ケイセイ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、ケインズのもっとも親密な盟友だったリチャード・カーンが、1936年の『雇用・利子および貨幣の一般理論』で頂点に達したケインズの思想展開をさまざまな角度から跡づけたものである。ケインズに影響を与えた、古典的経済学者の思想から、同時代の諸学説を丹念にたどっていき、ケインズが紆余曲折を経て、ついに『一般理論』を著すに至った軌跡を見事に描いている。

目次

  • 第1講 初期ケインズ以前の経済学者への論評
  • 第2講 貨幣数量説
  • 第3講 『貨幣論』と経済政策問題1928—1931年
  • 第4講 「乗数」から『一般理論』へ
  • 第5講 『雇用・利子および貨幣の一般理論』
  • 第6講 ケインズの個人的交友関係
  • 討論
  • リチャード・カーンによるコメント
  • リチャード・カーン小伝

「BOOKデータベース」 より

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