所有と経営の経済理論

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所有と経営の経済理論

松尾秀雄著

名古屋大学出版会, 1987.12

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ショユウ ト ケイエイ ノ ケイザイ リロン

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文献:巻末p6-8

Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 第1章 経済学の危機としての所有と経営の分離(アメリカの制度学派による問題提起;日本における法人資本主義論争)
  • 第2章 マルクスの学説の問題点(「利子生み資本」論の問題点;『資本論』以前の株式会社についてのマルクスの言及;『資本論』における株式会社への言及と問題点;ヒルファディングの擬制資本概念の問題点)
  • 第3章 宇野弘蔵の理論をめぐって(「それ自身に利子を生むものとしての資本」をめぐって;原理における流通主体の措定と流通主体の活動論;宇野原理論における株式会社と資本家の概念)
  • 第4章 所有と経営の経済理論—経済学の理論的再生(行動主体としての資本家と資本家共同体;資本家概念にとっての機能=活動と所有の問題;経営主体としての資本家概念)
  • 第5章 企業の理論(企業者の理論と企業の理論;資本家共同体の類型としての企業形態の理論)

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