乞食の精神誌
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乞食の精神誌
(シリーズ・にっぽん草子)
弘文堂, 1987.3
- タイトル読み
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コジキ ノ セイシンシ
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乞食の精神誌
1987
限定公開 -
乞食の精神誌
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注記
参考文献: p202-207
内容説明・目次
内容説明
イエス、ドストエフスキー、トルストイ、バッハ、ガンジー、一遍、日蓮、明恵、高弁、芭蕉、折口信夫、稲垣足穂、嵐山光三郎、さらにジプシー、インド乞食、白山麓の牛首乞食など、強烈な乞食願望を実践した聖なる「異人」たちの精神の暗部に光をあて、そこから閃光のような思想の果実を探り出す。
目次
- プロローグ(ある自画像;『聖書』とシェイクスピア;マルクスとフーコー)
- 第1章 乞食の現象(日本の風景;インドの聖地で;イエス・キリストの末裔たち;スペインのジプシー)
- 第2章 乞食の祖型(裸形の袖乞い—牛首の人びと;モノモラヒとホカヒビト;民俗学と宗教学;菅江真澄と柳田国男;モノモラヒ;折口信夫とホカヒビト;巡遊伶人の系譜)
- 第3章 乞食の変奏(『今昔物語』から『説経』へ;「汚名」と「放埒」の系譜;仮面乞食の表情—芭蕉)
- エピローグ(『大君の都』から;東京の貧民;横川源之助と河上肇;『ルンペン社会の研究』;「農村乞食考」;分析と記録)
「BOOKデータベース」 より