津軽のカミサマ : 救いの構造をたずねて

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津軽のカミサマ : 救いの構造をたずねて

池上良正著

(自然誌選書)

どうぶつ社, 1987.9

タイトル読み

ツガル ノ カミサマ : スクイ ノ コウゾウ オ タズネテ

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内容説明・目次

内容説明

津軽地方には、カミサマとよばれる人たちがいる。カミサマといっても人間である。カミサマは「神様拝む人」「神様授かった人」ともよばれる。つまり、神を拝んで、神的な能力を認められた民間の祈祷者のことである。正確な人数は不明だが、津軽地方全体で100名は下らないのではないかと思われる。こうしたカミサマたちのもとに足を運び、そこに何らかの「救い」を見い出していく人は多い。カミサマと、その依頼者・信者とのあいだにとり結ばれる生き生きとした独得の信仰の世界とは、はたして、どのようなものなのか。

目次

  • 第1章 カミサマの世界(MさんとKさんのこと;イタコとカミサマ;聖地・赤倉;神たち、ホトケたち)
  • 第2章 救いの構造(本当に救われるのか;救いの文化論;運命;共苦共感の神々;救いの構造)
  • 第3章 先祖とホトケ(先祖とホトケ;日本の先祖祭祀;因縁罪障と救い)
  • 結びにかえて シャマニズム研究への一視点

「BOOKデータベース」 より

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