検閲 1945-1949 : 禁じられた原爆報道

書誌事項

検閲 1945-1949 : 禁じられた原爆報道

モニカ・ブラウ著 ; 立花誠逸訳

時事通信社, 1988.2

タイトル別名

The atomic bomb suppressed : American censorship in Japan 1945-1949

検閲

タイトル読み

ケンエツ 1945-1949 : キンジラレタ ゲンバク ホウドウ

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注記

史料・文献目録: p255-270

原著(Malmö, Sweden : Liber International, 1986)の全訳

内容説明・目次

内容説明

SCAPが掲げていた対日占領目的の一つは、「日本の民主化」であった。そして「検閲」は、民主化のための占領政策の一つであった。民主化と検閲—この相反するこがらが共存しえたのは、一体なぜなのか。本書では、きわめて厳しい検閲の対象となった原爆問題をとりあげ、検閲政策が合衆国の安全保障と深く結びついていたことを明らかにする。占領史研究に新たな光をあてる好著。

目次

  • 第1章 はじめに
  • 第2章 原子爆弾の登場
  • 第3章 アメリカによる占領と占領検閲の立案—理想と目標
  • 第4章 SCAPによる日本の報道管制
  • 第5章 連合国と占領
  • 第6章 合衆国占領地区のドイツにおける検閲
  • 第7章 検閲の実施
  • 第8章 違反行為への処罰
  • 第9章 原子爆弾の検閲
  • 第10章 原子爆弾検閲の理由
  • 第11章 日本におけるアメリカの検閲作戦の結果
  • 第12章 検閲と意思決定過程—意思決定者を求めて
  • 第13章 占領と検閲についての研究—今後の課題

「BOOKデータベース」 より

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