狐物語の世界
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狐物語の世界
(東書選書, 111)
東京書籍, 1988.1
- タイトル読み
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キツネ モノガタリ ノ セカイ
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注記
主要参考文献: p264
内容説明・目次
内容説明
主人公・狐のルナールは盗み、だまし、快楽を求め、王権に反逆する—。中世の大“ベストセラー”に反映される民衆の姿と、物語の発生、享受、変遷の過程を鮮やかに描く。
目次
- 第1章 ルナールの冒険—『狐物語』の誕生(狐のルナール;『狐物語』の作者)
- 第2章 ルナールの悪だくみ—『狐物語』の起源(「ルナールと魚屋」;『狐物語』の源泉)
- 第3章 ルナールの裁判—『狐物語』の発展(「ルナールの裁判」;ゲーテの『ライネケ・フックス』)
- 第4章 ルナールの変貌—『狐物語』の再編(技篇のサイクル化;外国への伝播)
- 第5章 ルナールとその時代—『狐物語』のリアリズム(農民と領主;いろいろな職業;パロディーと風刺)
- 第6章 ルナールと写本—『狐物語』の記録(羊皮紙と紙;大学と書籍商)
「BOOKデータベース」 より