竹取物語
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注記
底本: 武藤本
付録: 『今昔物語集』巻三十一所載「竹取翁、見付けし女の兒を養へる語」, 『海道記』所載「竹取説話」
内容説明・目次
内容説明
幼い時からかぐや姫の話として誰もが親しんでいるこの物語は、『源氏物語』の中でもすでに昔話として出てくるように、日本最古の物語文学といわれる。光を放つ一筋の竹の中から生まれて気高く成長した姫が、貴公子たちやみかどの求婚をしりぞけて天に昇っていく姿が、他の平安時代の物語に比べてはるかにわかりやすい、素朴な文章で綴られている。
目次
- 1 かぐや姫の生ひ立ち
- 2 貴公子たちの求婚
- 3 仏の御石の鉢(石つくりの皇子の話)
- 4 蓬莱の玉の枝(くらもちの皇子の話)
- 5 火鼠の皮衣(あべの右大臣の話)
- 6 龍の頚の玉(大伴の大納言の話)
- 7 燕の子安貝(いそのかみの中納言の話)
- 8 御門の求婚
- 9 かぐや姫の昇天
- 10 ふじの山(むすび)
「BOOKデータベース」 より