踊り念仏
著者
書誌事項
踊り念仏
(平凡社選書, 117)
平凡社, 1988.3
- タイトル読み
-
オドリ ネンブツ
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内容説明・目次
内容説明
〈念仏〉とはそもそも抹香くさいものではなく、歌や踊りを伴うものであった。民間への念仏の普及に大きく貢献し、いまも民俗芸能・郷土芸能の名で、伝承されている〈踊り念仏〉には、しかし、多くの不明な部分が残されている。著者は、永年各地を歩いて調査・蒐集した。膨大な資料を分析し、文献で考証しながら、踊り念仏の歴史と実態を明らかにしてゆく。本書で展開される踊り念仏の謎の解明により、庶民信仰の本質となはなにか、芸能の発生の原点はどこにあるのか、日本仏教史・日本芸能史の重要な課題が明確にされるであろう。
目次
- 第1章 お国かぶき
- 第2章 うたう念仏・踊る念仏
- 第3章 空也の踊念仏
- 第4章 やすらい花
- 第5章 一遍の遊行と踊念仏
- 第6章 白拍子と踊念仏
- 第7章 放下大念仏
- 第8章 念仏剣舞
- 第9章 かんこ踊
- 第10章 新発意と願人坊
- 第11章 盆踊
- 第12章 六斎念仏と獅子舞
- 第13章 棒振踊
- 第14章 念仏狂言
「BOOKデータベース」 より