大恐慌とアメリカ財政政策の展開

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大恐慌とアメリカ財政政策の展開

平井規之著

(一橋大学経済研究叢書, 38)

岩波書店, 1988.3

タイトル読み

ダイキョウコウ ト アメリカ ザイセイ セイサク ノ テンカイ

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注記

文献: p244-256

内容説明・目次

内容説明

本書の特色は、大恐慌の勃発から「1946年雇用法」の成立にまで至る連邦政府担当者—「プリマ・ドンナ」としては、フーヴァ大統領とローズヴェルト大統領—の恐慌対策の変遷を通して、アメリカ合衆国の大戦間における財政政策(構想)の展開を事実に即して説明したところにある。

目次

  • 第1章 問題の所在
  • 第2章 大恐慌とフーヴァ大統領の破産—財政政策の「革命前夜」(協力・共同国家論—フーヴァ大統領がなそうとしたこと;美しきアイディア—反循環的公共事業支出;フーヴァ大統領の恐慌対策;フーヴァ大統領の破産—時代の産物)
  • 第3章 ニューディール—実験的進化(「管理通貨制」成立の評価について;ニューディール財政政策の概要;「財政革命」にとっての歴史的制約条件)
  • 第4章 「財政革命」への歩み(1938年の結着—「スペンダーズ」の勝利;ケインズとアメリカ;1939年行政政革—予算局の独立とその意義;第二次大戦の経験と教訓)
  • 第5章 1946年「雇用法」の成立(「完全雇用法案」の出現;「完全雇用法案」論争;1946年「雇用法」の成立)
  • 第6章 結語

「BOOKデータベース」 より

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