新青年読本 : 昭和グラフィティ
著者
書誌事項
新青年読本 : 昭和グラフィティ
作品社, 1988.2
- タイトル別名
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『新青年』読本 : 昭和グラフィティ
- タイトル読み
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シンセイネン トクホン : ショウワ グラフィティ
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注記
折り込図2枚
『新青年』全巻総目次 (大正九年 (1920)-昭和二十五年 (1950)): p[227]-336
内容説明・目次
内容説明
雑誌『新青年』は、大正9年(1920)に創刊され、昭和25年(1950)の終刊まで、31年間に亘って発行された。大正デモクラシーの時代に、農村の青年向けに発行されたこの雑誌が、推理も怪奇も幻想もユーモアもひっくるめた「日本独自の探偵小説」を開発し、また昭和モダニズムをリードしたことは疑いない。そして、その国際感覚に富んだリベラルな精神は、戦争期をどのように迎えたか…。『新青年』の頁を繰るたびに、われわれは時代の先端の匂いをかぎ、新しい発見に驚きの声をあげた。
目次
- 『新青年』の誕生とその時代
- 排日運動
- 国際情勢への視座あるいは次の戦争?
- 青年は民衆勢の象徴—普選問題
- 新しい翻訳文体の確立
- 「探偵小説」雑誌への道
- 江戸川乱歩登場
- モダニズムへ向けて
- 「探偵小説」論は百家争鳴
- 犯罪科学
- 朔太郎と乱歩
- めりけんじゃっぷ登場
- MANGAマンガ漫画〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より