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1940年代の世界政治

川端正久編

(龍谷大学社会科学研究所叢書, 10)

ミネルヴァ書房, 1988.5

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1940ネンダイ ノ セカイ セイジ

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注記

内容: はしがき(川端正久), 第1部: 世界政治(I「戦後世界政治の視点」-IV「アメリカのIMF体制構築戦略の変容」), 第2部: アメリカとヨーロッパ(V「マーシャル・プランとジョージ・F・ケナンのヨーロッパ統合構想」-VIII「「悲劇」と「皮肉」の間」), 第3部: アジア・アフリカ・ラテンアメリカ(IX「第2次世界大戦と南アジア」-XII「1940年代のAALAにおけるマルクス主義」), 第4部: 40年代と現代世界(XIII「アメリカ外交のイデオロギー」-XVI「アジア・太平洋戦争論」), 第5部: 中国 -- 資料紹介(XVII「第2次世界大戦の全面勝利」), あとがき(川端正久), 索引, 執筆者紹介

龍谷大学社会科学研究所共同研究「1940年代の世界政治の研究」(1984-86年)の研究成果

収録内容

  • 戦後世界政治の視点 : ヴァンデンバーグと超党派冷戦外交の助走 / 福田茂夫 [執筆]
  • 超党派外交の成立 : 共和党とデューイ=ダレス=ハル協定(1944年)をめぐって / 斉藤勝弥 [執筆]
  • 国際連合の設立と軍縮問題 / 杉江栄一 [執筆]
  • アメリカのIMF体制構築戦略の変容 : EPUの設立とポンド・スターリング / 奥田宏司 [執筆]
  • マーシャル・プランとジョージ・F・ケナンのヨーロッパ統合構想 / 佐藤信一 [執筆]
  • 戦後イギリスのヨーロッパ統合論 : その転換点としてのポンド切り下げ / 太田正登 [執筆]
  • 冷戦政策と国内政治 : アメリカ・リベラル派の分裂と再編 / 安藤次男 [執筆]
  • 「悲劇」と「皮肉」の間 : ラインホルド・ニーバーの歴史認識と「ヴァイタル・センター・リベラリズム」 / 平田忠輔 [執筆]
  • 第2次世界大戦と南アジア : 「インドを立ち去れ」運動(1942年) / 桑島昭 [執筆]
  • 1940年代のパレスチナ問題 / 岡野内正 [執筆]
  • アフリカ人の覚醒 : タンガニーカ初期民族主義運動 / 川端正久 [執筆]
  • 1940年代のAALAにおけるマルクス主義 : 従属理論形成との関連でのラテンアメリカの思想状況 / 巣山靖司 [執筆]
  • アメリカ外交のイデオロギー : 「現実主義」論批判 / 川本謙一 [執筆]
  • 40年代ドイツ問題の現在 : ヴァイツゼッカー大統領の「第2次世界大戦終結40周年記念演説」を振り返りつつ / 眞鍋俊二 [執筆]
  • 「無条件降伏」と戦後世界秩序 : 分析枠組みのための覚書 / 豊下楢彦 [執筆]
  • アジア・太平洋戦争論 : 戦争の呼称と性格をめぐって / 木坂順一郎 [執筆]
  • 第2次世界大戦の全面勝利 / 兪正梁, 汪鴻祥, 金国康 [執筆] ; 櫻井龍彦訳

内容説明・目次

目次

  • 第1部 世界政治(戦後世界政治の始点—ヴァンデンバーグと超党派冷戦外交の助走;超党派外交の成立—共和党とデューイ=ダレス=ハル協定〈1944年〉をめぐって;国際連合の設立と軍縮問題;アメリカのIMF体制構築戦略の変容)
  • 第2部 アメリカとヨーロッパ(マーシャル・プランとジョージ・F.ケナンのヨーロッパ統合構想;戦後イギリスのヨーロッパ統合論;冷戦政策と国内政治;《悲劇》と《皮肉》の間—ラインホルド・ニーバーの歴史意識と《ヴァイタル・センター・リベラリズム》)
  • 第3部 アジア・アフリカ・ラテンアメリカ(第二次世界大戦と南アジア;1940年代のパレスチナ問題;アフリカ人の覚醒;1940年代のAALAにおけるマルクス主義)
  • 第4部 40年代と現代世界(アメリカ外交のイデオロギー;40年代ドイツ問題の現在—ヴァイツゼッカー大統領の「第2次大戦終結40周年記念演説」を振り返りつつ;「無条件降伏」と戦後世界秩序;アジア・太平洋戦争論)
  • 第5部 中国—資料紹介(第二次世界大戦の全面勝利)

「BOOKデータベース」 より

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